しとしと雨降り

P1050600一年ぶりの柿の和菓子。柿で作ったジャムを白餡に混ぜた柿餡入りの練りきり。柿ジャムってまったくメリハリの無いぼんやりと曖昧な味。売ってないわけだよって感じです。でも中と外側との味が合ってた方がおもしろいかなと。もうひとつは小豆鹿の子。お稽古の和菓子を私が作り始める前は、和菓子屋さんの鹿の子をお出しすることが多かったらしく“またあれが食べたい”というリクエストがありました。どこのお店でも売ってそう(断然安定した味だろうし)だから、買ってもらった方がいいと思うんだけどね。てりてり錦玉かけてから、黄色くなり始めた銀杏の葉をのせたところがちくちく堂風です。螺髪にハラリ落ち葉が。みたいだけども。

 読書  京都あちこち独り言ち*千宗室  月食の日*木村紅美       パパの電話を待ちながら*ジャンニ・ロダーリ

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木枯らしまんぢう

P1050563_2二日連続の真っ暗な4時半起き和菓子作りは大変辛いのですが、まあなんとか頑張りました。11月最初のお稽古は炉開きで、だいたい粟ぜんざいか亥の子餅を食べる慣わし。今年は亥の子餅。あとはったい粉まんじゅう。栗饅頭レシピの小麦粉分量を5分の1ばかり麦こがしにしています。香ばしくなんとも田舎っぽい素朴なあじわい。中の餡は白餡に胡桃のペーストを混ぜて、ざくざく刻んだ胡桃をたっぷり入れたもの。かなり手が込んでいます。でも見た目はぐぐっと渋く地味でへんてこ。庭のジューンベリーの色を添えて。

  読書  くまのプーさん エチケット・ブック*A・A・ミルン            

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山里みやげ

P1050553 久しぶりに早起き和菓子屋。急に空気がきんと冷えてきたせいか、今朝の朝焼けの美しさったら言葉になんない。西の空にはまんまるお月さんが煌々と輝いていた。さて今回の月イチ配達は、アケビを模った練りきりです。もしかしたら時季遅れ?とも思ったけど、とても気に入ってる和菓子のひとつなもので。出来上がってから、ちょっくらちょいと自転車で近所の雑木林をひとまわり。狙い通りアケビの蔓を見つけました。まるい葉っぱが5枚ずつ。

    読書  犬のうなじ*野中ともそ

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ヒンヤリ空気ガヤッテ来タ

P1050375_2お気に入りの練りきり。洋梨形。余市のブランデーワインという品種の洋なしをお手本にして作りました。ラ・フランスより小さくて青々してる。中はどこか香ばしい香りのするメイプルシロップで甘みをつけた白餡。もうひとつは、ドライフルーツとナッツをたっぷり入れた求肥。やわやわのお餅とカリコリと甘酸っぱさが合わさって、おもしろい味わいになりました。

読書  暮らしの雑記帖*永江朗  買い物71番勝負*平松洋子

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黒糖+きなこ=最強

P1050357台風接近中だけど呑気にお稽古来てくれる方いるのかしらねえ?と思いながら、朝も早から和菓子作り。二日続けてはやはり辛いもんだ。プラム酒を作った赤いプラムのアルコールをとばして刻んだものを、たっぷり入れて焼いた秋色カステラ。かえでの型で抜きました。上にのってるのは葉っぱの形のドライマンゴー。気の早い樹はもう紅葉が始まってるものね。そんなつもりで染めた葉の色。ベーキングパウダーじゃなくて重曹を入れて焼いたんだけど、オーブンから漂う香りがもう和風。不思議と全然違うのだね。もうひとつは、黒糖味のお餅を黄な粉でまぶした大福。もっちり。

読書  たのしいムーミン一家*トーべ・ヤンソン(やはりいいのだ)

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木の実ろーる

P1050342_2月に一度の配達の日。先月より沢山注文頂いたので、わたわた大急がし。そこの社中の皆さんにはお会いしたこともなくて、どうなんだろといつも不安だった。今日初めて(雨の中お着物でお稽古にいらした方々と)お話が出来たので少しほっとしました。素人和菓子屋ちくちく堂、温かく見守られているみたいだ。今回は栗の渋皮煮と香ばしく炒った胡桃を漉し餡にちらして巻いたもの。黒糖味の練りきりで作ったちいさな栗をチョコがけして芥子の実ぱらり、ちょんと ロールの上にのせました。赤頭巾さん気分でお届け♪

読書 3年Z組銀八先生*空知英秋 大崎知仁(娘の愛読書借りた)

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やおやさん。

P1050308雨降りの一日かなと思っていたけれど、だんだん晴れてきて気持ちの良いお天気。でもね。“ひと雨ごとにさむくなる”ってロマンティックな言い回しだなと思ってる。お日様照り照りばかりがよきことではないもんね。さて、きょうは秋の収穫まつり和菓子。栗のおまんじゅうと、先月別のお茶室にも配達したさつま芋の練りきり。温かいものと甘いお菓子がうれしい季節になってきたね。

  読書 サーバーおじさんの犬がいっぱい*ジェイムス・サーバー

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ころころ ふぃりり

P1050095もすっかり秋だね。気持ちよい空気。時々出遅れちゃった蝉が頑張って鳴いてる日もなくもないけれど。秋の虫達の声を聞くと作りたくなるお馴染お菓子、さつま芋と林檎のケーキ。ぎゅっと詰まった実りをぱくんとしてしまいましょ。もうひとつは、小麦粉で作ったおまんじゅう。いつもは擂った山芋や上用粉を使うので捏ね具合等大変難しく上手くいかないんだけど、今回はわりかしふっくら出来た。中には大きな栗の渋皮煮。贅沢に。

   読書  雛を包む*有吉玉青(なんかよくわかるなあ)            日本の洋館 明治篇*藤森照信/文  増田彰久/写真

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きいろい月と花

P1050016昨日は“重陽の日”だったね。てな訳でちくちく堂も一日遅れの菊の節句をお祝いします。上にのせた菊は錦市場(またたから探しに行きたい)でみつけたの。素麺を束ねたものを揚げました。菊に見えるかしら。もうひとつは月の大福。甘夏ピールを刻んで混ぜたのでほろにがです。ね、先週末の満月きれいだったね。何度もしつこいけど、家はカーテンしてないから部屋にいながらいつだって夜空を眺められるんだ。まあるい月も三日月も硝子の皿月も檸檬月もおぼろ月もどれもいい。すっごく得した気分になるのはどしてだ。「おーい♪見て見てー」って言って歩きまわりたくなる。

    読書  猫のパジャマ*レイ・ブラッドベリ

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ちゃいろいあじ

P1040997今日の和菓子はダブルお芋祭り。胡桃餡入り里芋の形の練りきり。ただのまったりなめらか餡じゃ物足りないなと思って、炒って粗く刻んだ胡桃も入れてみた。シナモンが香ばしい胡桃と合って洋風ぽくもありとても好きな味に出来ました。もうひとつは二色さつま芋のスウィートポテト。まわりカリッと中ふんわり。

  読書 旅するノラ猫*嵐山光三郎 文/浅生ハルミン 絵

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掘りたて♪

P1040985真夏は茶道教室お休みとの事でしたので、ひと月ぶりの和菓子の配達。さつま芋の形の練りきりを作りました。中にはお芋を裏ごししてお砂糖で甘みをつけただけの餡で、外側は紫芋風味の練りきり。なんとまあ本物と見紛う色合いに出来ましたわ。一種類だけど普段より数を沢山作らなくてはいけないので、なるべく失敗し無そうな作り慣れてるものになってしまうな。

       読書  コヨーテ・ソング*伊藤比呂美

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すきとほった

P1040937前回に引き続き枝豆を使った和菓子。ずんだ水羊羹。豆打と白餡とを混ぜたのでちょっと淡いキャベツに色になりました。つぶつぶがたっぷりでいかにもお豆食べてますって感じ。もうひとつは胡麻餡入りのわらび餅。いつもより強めに練ったら、むにゅむにゅ度がかなりアップしました。

  読書 ぼくは夜に旅をする*キャサリン・マーシュ

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natsuwagashi.

P1040890一昨日の木曜は草臥れてしまい和菓子作りお休みしてしまったので、今日のお稽古用に作りました。先週の麩まんじゅうはよもぎ味でしたが、今回は青海苔を入れて磯風味。葛茶巾はずんだ餡入り。仙台帰りですもの。どうしたってそうなるんださー。聞きたての仙台弁連発。使い方間違ってるかもだが。

読書  恐るべき天才児*リンダ・キルト/作  ミヒャエル・ゾーヴァ/絵      外套*N・V・ゴーゴリ(かなし)    ナンシー関 リターンズ

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涼しい風が吹きぬけますように。

P1040783お久しぶりのちくちく堂。和菓子作りしない日々はつまらないけれど、少し気持ちが開放されるのもほんとの話。のん気な作業に違いないがそれでも、何をどう作ろうかと考えて限られた時間内でいかに無駄なく確実に仕上げるかを心の中で真剣にシュミレーションしてるんだよ。意外でしょ。。さて今日は初めて麩まんじゅうを作ってみました。ふあふあもにゅもにゅおいしいよね。もうひとつはマンゴーロールケーキ。たっぷりのドライマンゴーをことこと柔らかく戻し、ほんのちょっとの白餡と混ぜてスポンジで巻きました。 白インゲン豆の餡にはお砂糖入れてないけれど、マンゴーの濃厚な甘みだけで充分。南国なナツアジ。

  読書  菩提樹の蔭*中勘助(こらこら☆勘助ったら)             大切なひと*石井睦美                

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やっほほーい

P1040595_2青い食べ物ってあんまりないから食べるの勇気がいるかしら。黒糖で練った餡をくるりとしたもっちもち道明寺の『うず潮』です。もうひとつは少々よどんだ川で泳ぐ魚達。川底には藻のイメージで粉末煎茶と白餡で作った水羊羹。よく見えないけど、白餡にすった黒胡麻を混ぜたのと練り胡麻を入れてグレーにしたのと二色の小石が転がってるの。魚の形に抜いてる時小石をころころ丸めてる時、心のなかすっごく楽しくなって来るのが分かった。粘土とかだとこうはいかないよな。どんどん作ったら邪魔もの扱い、結局はゴミ箱行きだ。いくら作っても食べればなくなるからまた作れる。和菓子のちまちま造形の醍醐味はそこにある。

  読書  日常じゃあにぃ*荒井良二(まいにち旅人さ)           そらをとんだ本*ピエール・ロリ/文 レベッカ・ドートゥルメール/絵

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ふうわりぱたぱた

P1040579今日もこの場所へ和菓子配達の日。今朝は大変忙しく他にもやらねばならぬ事がいくつかあり、考えてたら数日前から指定時間に間に合うだろうかと心配でよく眠れなかった。ならばより早く起きればいいのだ。と3時20分に目覚ましを設定したが、我が体内時計は大変性能が良く鳴る前に起きて、なんとか数々の予定を無事こなせました。はー。P1040576 届けた和菓子は団扇の形の杏大福。いつもは砂糖の分量を3分の1位にしたりするけれど、どんなお好みの方に召し上がって頂いてるか分からないので半分程度にして作りました。そしたらいつもより生地がずっと扱いやすく、やはり常識の範囲内の分量ってのがあるんだなとようやっと気付いた次第。

  読書  桜桃のみのるころ*今江祥智/作 宇野亜喜良/絵

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むしむし暑いの飛んでいけ~

P1040549今まで何度も作ったなかで一番うまく出来ました。気泡入り硝子みたいな葛茶巾。蜂蜜で煮た梅ジャムと白餡を混ぜた梅餡が入っています。 もうひとつは胡麻ロール。ただの餡子より胡麻餡の方が好きという人が多く、なかなか好評な和菓子です。今朝は失敗無くスムーズに作業出来たので5時過ぎにひと段落ついて、先にミント散歩行くことに。さすがに鳥さん達にしか会いませんでしたわ。

  読書  紙の空から*柴田元幸 編訳(どこかへ行きましょ)          参加型猫*野中柊(いつか猫とも暮らすんだ)

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見エナイ星ニ祈リマス

P1040539ちょっと早いけど七夕の和菓子です。お馴染ふるふる水まんじゅう。中にはさらっと煮た杏がたっぷり入ったアンズ餡。夏の月に砂糖の星ぱらり。なんだかもっちりまったりな食感になった。もうひとつはヨモギ風味の薯蕷まんじゅう。お舟に乗ってます。笹をイメージして短冊に願い事をたくしました。

  読書  うちのまる*養老猛司先生と猫の営業部長(くー)

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出前まめ

P1040527ちくちく堂の和菓子、ご注文を頂きましたのでお届けに行ってまいりました。車で30分ほどのところ。静かな山の中にお食事処やいくつかのお茶室があり、陶器や家具などの個展もよくしている気持ちのよい場所。一昨日までは藍染展だったみたい。“季節に合ったものを”というご注文だったので、葛を使ったものがいいかなあ。とかあれこれ考えてみたんだけれど、明日も出せるものでとの事だったので翌日かたくならないものがいいなと。初仕事で失敗したくないものね。なので作り慣れた空豆にしました。“あら。珍しい”なんてよろこんで頂けたようなので安心。これからもがんばろー。

読書  あなたに、大切な香りの記憶はありますか? 短編小説集

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ナツノハジマリ

P1040460毎月三回ちくちく堂は開店してまして、なるべく毎回違った和菓子を作ろうと思ってる。なので三回お稽古にみえて6種類の和菓子すべてを食べて頂くのが理想。でも月に一回とか二回だけの方も割といらっしゃって毎回気が抜けません。月に一度のお稽古の和菓子を失敗するわけにはいかないものね。さて今日は初夏の味空豆。ぽほぽほとした黄な粉餡の中には甘く煮た大きな福豆がひと粒ずつ入っています。お豆の形ってとてもかわいらしい。もうひとつは漉し餡を包んだわらび餅。“ほたる”という銘をつけてみました。

      読書 人生問題集*春日武彦 穂村弘

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しとしと

P1040352 近くの天満宮の梅の実を譲って頂くのを毎年楽しみにしています。でも今年は風の強い日が多く、みんな落ちてしまったそう。残念。今日の和菓子は今の時季必ず作る梅の練りきり。大事にとっておいた去年の甘酢漬けの梅で作ったジャムを白餡と練って梅餡を作りました。今日みたいな雨降りにゃガツンと来る酸っぱさ。もうひとつは庭のジューンベリーをのせた水まんじゅう。ぷにぷにぷるんな食感のお菓子って好きだ。

  読書  幽霊コレクター*ユーディット・ヘルマン

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水無月わがし

P1040249普段テレビを見ることはほとんど無くて、大抵FM 横浜を聴いて過ごしてる。数日前、盛んに相模川の鮎漁解禁の話を聞いたので『若鮎』。いつも背中が割れてしまって上手に出来ないけれど今年の鮎は元気に泳いでる気がする。中にはウグイス豆ぽこぽこ入り求肥。今もこの辺では鶯がすごーく鳴いてるの。しかもかなーり上達してる。帰ってきたのかな?のん気な里山に。もうひとつは今とても綺麗に咲いてる紫陽花。ブルーベリー味の酸っぱい練りきりです。段々梅雨に近付いてる感じだね。カタツムリが大変喜んでいますもの。

読書 小川洋子の偏愛短篇箱(小川洋子さんな訳がわかるなあ)

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ノンキナコトデインダロカ

P1040132モチクリームっておいしいよね。作ってみたいとずっと思っていて、ついに挑戦致しました。小倉餡の中には泡立てた生クリーム。外側のお餅はコポコポ淹れた珈琲で練りました。とてもやわらかなお餅なので形にするのに苦労したけど、食べるとふわふわでおいしいカフェオレ大福。もうひとつは銘と風情がかなーり気に入ってる『落とし文』。卵つながりの黄身餡を葉っぱで包みました。ぱきっとした色が出せないなあ。ぼややーん。

  読書  へんな人間図鑑*沢野ひとし

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栗?って言うな。

P1040041先日富津に潮干狩りに行ったのですが、八景島の海の公園と違うのは大きな蛤がとれるところ(子供だけでなく大人の迷子のアナウンスが多いのも特筆すべき点だな)。クマデにガガッと蛤があたる感覚は浅利のそれとはかなり違っていて大変嬉しいものです。そんな思い出も込めつつ蛤の形で玉子味の桃山。中には漉し餡。熱したワイヤーでちょんちょんと模様をつけました。もうひとつは、国産のレモンで作ったマーマレードをたっぷり混ぜ込んだ檸檬餡入り枇杷型練りきり。フルーツ餡はちくちく堂の得意技です。ほんとの枇杷より甘酸っぱくほろ苦いパンチのある味わい。枇杷って曖昧さがかわいいぽんわり味だもんね。

   読書  パテェの赤い雄鶏を求めて*稲垣足穂

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ちくちく堂久々開店

P1030948しばらくお稽古お休みだったから久しぶりの和菓子作り。連休中は新緑をたっぷり愉しんだので、そんなイメージで“若葉の香”という銘をつけました。むちむちの道明寺の中は小倉餡。何かに使おと錦市場でみつけといたお茶漬けに振りかけるようなあられ(袋には他にも様々色が入ってたけど白と緑だけ選って)を点々と。もうひとつは白餡をレモンとイチゴとブルーベリージャムで甘酸っぱく味付けしたくるくるケーキ。かなり苦労しながら作った練りきりの小さなサクランボをのっけました。

  読書 バーナム博物館*スティーヴン・ミルハウザー                      (あら。アイゼンハイム全然違う話だ)

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鳥待月

P1030678今日のお菓子は春深したけなわですよ♪ららんるー。甘いだけの練りきりじゃつまらないなあと思って、檸檬を二個!絞ったイチゴジャム入り苺形の練りきり。自然なイチゴミルク色。ぷちぷち甘酸っぱい果物感のある和菓子になりました。今回のよもぎロールは、きな粉と水あめとほんの少しの白餡で作ったきな粉クリームを薄く塗ってくるんと巻きました。小さなお花をのせて。

   読書  武士道シックスティーン*誉田哲也(まぶしー)

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あったかいね。

P1030598さくら満開。今日の和菓子は夜桜のイメージで水羊羹。散りゆく花びらを練りきりで作りました。砂糖を寒天液に溶かしてる時、黒糖にしとけば暗闇っぽく見えたのにと気付く。痛恨のミス。来年はそうしよう。もうひとつはちょっとケーキ風な味わい。甘夏ピールを練りこんだ求肥の中には生チョコ餡。生クリームとチョコレートで作ったとろりクリームを白餡に混ぜ込みました。ふんわりアイスクリームみたい。色は一見こし餡ぽいので食べてびっくりするかもな。

    読書   まぶた*小川洋子 

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ちりんちりんしゃらん

P1030524今日の為に京都で(引張り過ぎですな)皮だけの生八つ橋を買っておいたんだ。ささやかなお土産。ニッキの皮には白餡、抹茶の皮には桜餡をそれぞれ薄ーくぬって巻きました。春の嵐くるくる。今年の桜は早くから咲き始めたのに急に寒くなってしまったから、そのあとなんとなく咲き渋ってる。お花見行こ!って気分になかなかなんない。ほい。では♪甘い鈴の音で桜さんを起こしてみませう。

 読書  蜜蜂のデザート*拓末司(中途半端なミステリーだった)

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春の道を歩きましょ。

P1030395 いつもの散歩道に、いつの間にやらニョキニョキつくしが出て来てました。グラウンド周りの土手のとこ。グランドゴルフに興じる人々の目を気にしつつ、どんどん摘んだつくし。砂糖とほんの少しのお醤油で軽く煮て、ゴマ餡入り牡丹餅の上にのせました。ほろ苦い。 もうひとつは桜味の求肥と粒餡を挿んだどら焼き。姉からホットプレートのお下がり(大人になってもお下がり人生は続く)をもらったので、フライパンで焼くより簡単にどんどこ焼けました。

       読書  ねたあとに*長嶋有(遊びに真剣だ!)

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マチワビルキモチ

P1030337もう今月はさくら色シリーズでいきますです。淡くピンクに染めた白餡に細かく刻んだ桜の葉を混ぜた桜餡と漉し餡と錦玉の三層水羊羹。ちょっとしょっぱくほろ苦い春の味。もうひとつは青大豆の黄な粉をまぶした草大福。ふんわりもっちりのやわやわ。味見のし過ぎでお腹いっぱい。大福系は少々自信有。なまいきにも。

  読書  この本が、世界に存在することに*角田光代             小川洋子対話集   机*ヒヨコ舎編                   翻訳文学ブックカフェⅡ*新元良一(ひとこと言いたい)

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来たかな。

P1030305来たかもよ。ってな感じに今日は久しぶりのお天気でぽかぽか。ようやく暖かくなったと思ってもまたまた寒くなったり。しかも雪や雨が続いてなんとなく憂鬱だったけど。和菓子も春です。さくらさくら。くるくる小さく巻いた蓬ロールは粒餡で、桜餅は漉し餡です。ももいろとミドリイロの組み合わせはとてーも好き。

  読書  犬に埋もれて*久世光彦   銀の鍵*角田光代           フォトグラフール*町田康(♪)

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のっけのっけ

P1030083ひな祭りをイメージして和菓子作り。桜の塩漬けをたっぷり刻んで作った桜餡を、ピンクマーブルに焼いた米粉スポンジで挟みました。上にのせたのは鮮やかな去年の色。あとお内裏様とお雛様のつもりのお団子。もちもちの中に漉し餡が入っています。おふたりさんのところにあげてたお菓子をちょっとちょうだいねと分けてもらって、お団子達にちょうどいい大きさに切って飾りました。

  読書  ボマルツォのどんぐり*扉野良人                        (脇田和さんが描かれた表紙の“キリン”見てみたいぞ)

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かりこりもふもふ

P1030036ちくちく堂のバレンタイン和菓子。ラズベリー味の白餡(もっとかわいい色になってほしかったのにラベンダー色)をココアスポンジで巻きました。シロップ煮した実も一緒にくるくる。ラズベリーってとても異国な味がする。胡桃をチョコ掛けしてぺとっとくっつけました。色んな歯ごたえがあるとおいしいって私は思ってるけど、どうなんだろ。もうひとつは少し気が早いかしら。と思いつつも粒餡を包んだきなこたっぷり蕨餅。今日は特に暖かで春来たる!って気分なので。

  読書  散歩の学校*赤瀬川原平   手*山崎ナオコーラ

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あまいくすり

P1020984_2節分終わってしまったけど、お豆さん。笑ってるお多福豆の形に作った桃山です。この香りとたまご色って、ひよこ(生きてるやつね)を手のひらにのせてやらかい匂いをそっとくんくんしてる時の記憶を引張り出す。そんなぽわぽわ感があるから桃山は大好きである。甘夏ピールを刻んで白餡に混ぜたのが中に入ってます。みかんの花の蜂蜜とレモン果汁のほろ苦く甘酸っぱい餡。みんなが寒さに負けずに元気でいられますように。もうひとつは椿餅。道明寺にニッキがたっぷり。椿の葉のつやつやが凛々しい。

  読書  燃えるスカートの少女*エイミー・ベンダー

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みつばち堂の和菓子

P1020744今日は冷たい雨降り。いつもより少し手間のかかる和菓子を作ってみようと張りきったら、little honey bee 色なフザケタ感じに出来上がりました。新作小鳥のワイヤー焼印入りのどら焼きには杏が入ってる。ふっくらに戻してあるので、餡子と生地(もちろん蜂蜜たっぷり)と一緒に噛み切れて杏だけウニーって出ちゃってお楽しみが無くなるという心配なし。もうひとつはイチゴ大福。まるごと苺が入ってる訳じゃなくて、苺をシロツメ草の蜂蜜に漬けておいて出て来た水分だけで軽く煮たものと白餡を混ぜた甘酸っぱいイチゴ餡入り。練りきりで作った小さなイチゴをちょこりとのせました。おチビでもきちんと和菓子なのだよ。おほん。

  読書  わがままなやつら*エイミー・ベンダー                  (なんじゃこりゃ。なへんてこ話ここに極まれリ)

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おんなしょうがつ

P1020681 今日の和菓子は小さな椿。淡いピンクと白の二色の練りきり生地を合わせて乙女椿のイメージ。うっすら霜が降りたようにさらさらのらくがん粉をまぶしました。もうひとつは、羊羹をずんだ餡でくるりとしたロールケーキ。仙台ではずんだ餡が小さなスーパーでも普通に売っているのです。そのままだと少し甘過ぎるので、甘くない白餡を作って混ぜました。色もやわらかくなりほんわかピンクとグリーンで、なんだか春が一足早くやって来たみたいだ。

  読書  うなぎのダンス*いしいしんじ                          (くだらねえなあ。おい。うーん。好きよ)

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ようやく初仕事

P1020628毎年お茶室をお借りして、大変に美味な本格的お懐石を頂いたりお点前したりする初釜があるのだけれど。今年はそういうのなくて今日が初稽古。なので頑張って花びら餅を真面目に作ってみました。むにゅむにゅな求肥の中には味噌餡。ピンクに染めた求肥がうっすら透けて見えるところがこの和菓子のポイントらしい。火曜日から灰汁を抜いて煮たりシロップに漬けたりして、やわらかに仕上げたごぼうの蜜煮を挟みました。もうひとつは牛をイメージして焼いたバターたっぷりのマーブルケーキ。ちくちく堂からの今年もよろしくねの気持ちを、ひとつひとつお年玉みたいに包みました。

  読書  東京のクリームソーダ*片岡義男(撮りに行くか)

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また来年お会いしましょう。

P1020294毎年今の時季必ず作る林檎とさつま芋のケーキ。冬至も近いので(果汁とお砂糖だけで煮詰めて作った)柚子ピールをたっぷり入れて焼きました。甘酸っぱくて好みな味。ことこと煮てたので、いつまでも部屋中柚子の香りがしていた。プレゼント風にひとつひとつ包みました。もうひとつは、草大福を鋏でちょきちょきしたクリスマスツリー。型で抜いた柚子ピールが大切なてっぺん星です。中の粒餡には頂き物のおいしい胡桃を(こんなお菓子になりました。食べて頂けなくて残念)粗く刻んでざくざく入れました。もみの木の野趣溢るる雰囲気に合うかと思って。今日で一足お先にちくちく堂仕事納め。今年一年間どんな和菓子を作ったら皆さんに喜んで頂けるかしらと考える事、すごーく愉しかった。とてもとてもしあわせ者な店主です。

    読書   思いがけない贈り物*エヴァ・ヘラー           All Small Things*角田光代(あるかな。私にも。ささやかな奇跡)

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冬うらら~

P1020221ほとんど食べたことも無いけれど、キンツバとやらを作ってみよう(無謀!)と思いたちました。お芋堀りのお裾分けのサツマイモがまだまた沢山あるもんで。まず芋羊羹を作ったんだけど、ちょうどよさそうな固さまで練るのが大変。私の右腕は筋肉モリモリだぜ。でもって生地(そば粉などなど+シナモン)をすべての面に順番につけて、どんどこどんどこ焼きました。むつかしい。もうひとつは、クリスマスケーキのつもりでちくちく堂流和風ミルリトン。まだ少し早いけど、ひと月に2回だけ来られる方は今日でお稽古終わりなので。黒糖風味のアーモンドクリームの中には、つぶさない様に炊いた小豆と甘酸っぱい煮林檎。仕上げに黄な粉を振りかけて、雪の結晶の形に切り抜いた型紙の上から粉砂糖さらさら。あわてん坊のめりくりでござる。

   読書  sweet aunt*さとうさくら

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和菓子で果物屋さん

P1020172またもや頂き物の果物がたくさんあった(みどりのゆびを持つご近所さんて有難いね☆)ので、それを贅沢に使って。今回は柚子です。すりおろした皮をスポンジ生地にさっくり混ぜて焼きました。白餡には柚子の果汁と甘く煮た柚子ピールをたっぷり。酸っぱい和菓子なんてなかなかないよね。ちくちく堂ならではさ。もうひとつは去年ラフランスの軸の部分を爪楊枝にしてみんなをドキドキさせてしまったので、今回はパスタを揚げたものを使いました。かりっとおいしい。これで安心。

         読書  オフ・オフ・マザー・グース*和田誠

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ふとっちょぴよ

P1010902子供の頃は、常に家にあってしょっちゅう食べていた“ひよこ”。なんだか急に食べたくなってしまった。自分でも作れないものかしらと挑戦してみました。また膨らみすぎてひよこに遠いな。「ふくら雀という銘なのだ」で押し通しました。黄身餡には上新粉が入っていて、不思議なモチモチ感。もうひとつは中にギンナン入りの大福。ひよこが恐ろしい位甘さ控えめになってしまったので、こちらはしっかりと甘めにしました。ギンナンの苦い後味が大人向き。家から見える大きな銀杏の木は、のんびり者でまだ青々してる。どこかで見たのはもうとっくに黄色の葉だったのに。なのでどちらも採用。練りきりを型で抜いた葉は、紅葉途中の感じに染めました。有次の抜き型の繊細さは惚れ惚れするほど。いつかまた色んな抜き型を選びに錦市場へ行きたいものだなあ。

読書 夏のクリスマスローズ*大野八生(八生さんの絵とても好き)

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アバウト道邁進中。

P1010771お茶室の空気が段々ひんやりしてくる季節。茶釜からの湯気も、しゅしゅうとまっすぐに立ち上るようになってなかなかの良き風情なのです。湯が沸いてくる時の微かなチンチンという音を“松籟”といいますが、それが今日の和菓子の名前。レシピも分かんないし食べたことも無いけれど、写真等で見た感じ「和風カステラ」といった感じ。想像しながら雰囲気で(こら)作ってみました。なんとなく味噌風味かね?と思い、生まれて初めて白味噌購入。甘みはやはり蜂蜜で。黒豆の甘納豆(大徳寺納豆の代替品のつもり)や栗を刻んで入れ、上には芥子の実とゴマを散らしました。うーん。これで正解かどうか。もうひとつは、お芋掘りのお裾分けがあったのでサツマイモ型練りきり。去年はなるべく同じ形に揃えようとしていた。でも今年の私は同じものなんてないって知ってる。

読書  クリック*佐藤雅彦(カチflair)  ひとくちの甘能*酒井順子     もののたはむれ*松浦寿輝

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田舎のにほい

P1010683_2今年の柿は生り年なのかな。お散歩してると、どこのお庭の柿の木もたわわに実ってるのに気付く。ご近所さんから食べきれない程頂いたので、これを使って何か和菓子が出来ないかなと考えてみました。細かく刻んで(お鍋いっぱいあった)煮てほんの少しの白餡と混ぜた柿餡。とろとろにしてないから歯ごたえがなにか面白い感じ。柿の形の練りきりの中に入れました。もうひとつは、秋には必ず(4度目の挑戦。4年目なんだねちくちく堂)作りたくなるのよ。の栗まんじゅう。思いついて生地にバターとアーモンドプードルを入れてみたら、ふっくらさっくりで秋らしい芳ばしさ。永沢君の形にしたつもりだったんだけど思いの外ふくらみまして、やや栗から遠のいたなー。

 いっぱい読んだな。お恥かし。読んでるうちに連休終わってたし。

読書 停電の夜に*ジュンパ・ラヒリ    ニコルの塔*小森香折     本当の名前を捜しつづける彫刻の話*伊井直行            あの日、「ライ麦畑」に出会った*色んな人               戸板飯店青春100連発*瀬尾まいこ                 陽だまりの彼女*越谷オサム                     シロクマたちのダンス*ウルフ・スタルク   

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ちくちく堂実験室

P1010370前々から作ってみたいと思ってた和菓子があった。それは生八橋。第三週目はお稽古に来られる方が少ないので、挑戦してみっかと決行。被害者は少ない方がいいもんね。って我ながらずいぶんな事言い出したもんだ。近頃私の中で煮林檎大ブームが来てまして、お砂糖も入れずに煮た林檎にヨーグルトとシナモンかけて毎朝山盛り食べてます。今回はそれを少々生八橋にも取り入れて、蜜煮した紅玉で白餡を練ったものを挟んでみました。皮ははやり少し売ってるのより硬いかな。でも一回作ったから満足(向上心が無いね☆)しました。ところで。少量だと“シナモン”って感じだけど、辛いくらい沢山入るともうどうにも“肉桂”でしかなくなる何故なんだろう。

  読書  ミッキーかしまし*西加奈子

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ミノリマシタ

P1010324 去年も作ったお気に入り、アケビの形の和菓子。べたべたしたりぱさぱさしたりして、ちょうど良い感じするのが難しい煉りきり生地。今日は初めて!一回で扱いやすい硬さに煉る事が出来てびっくりした。びっくりしてないで毎回きちんと量りなさいって話でしょうが、その日の湿度とかでも違ってくるんだ。言い訳。もうひとつは毎年3日がかりで作ってるという母特製の栗の渋皮煮。普段は刻んだりして使ってるけど、贅沢にそのまま丸ごとでお出ししました。  

  読書  Fragile*石崎洋司 花形みつる etc

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聞こえますか?

P1010237あー。いい天気だな。うれしい。このところずっとぐずぐずな雨降りだったから、すこんと晴れると気分がいいね。ええと。なんとなく久しぶりな和菓子作り。今回は米粉を使ったロールケーキです。この頃ケーキ屋さんとかでよく見かけるよね。レシピの小麦粉を米粉(まあつまり、上新粉だよ。お団子の粉さ)に変えてみました。言わないと気付かない位かもだけど、普通のケーキよりしっとりふんわりぽこぽこしてすっと溶けちゃう感じかな。甘さ控えめの小豆の甘煮と栗の渋皮煮をくるくる巻きました。もうひとつは、ごま大福。分かるかな。草むらで小さな虫が鳴いてます。両方とも上々の出来。うむ。めでたしめでたし。

  読書  何も持たずに存在するということ*角田光代

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ふくふく

P1000981普段ちくちく堂は何か音楽を聴きながら作業してるのですが、今朝は細く空けた窓からの“リリリ。コロコロ”を聞きながら。今日の和菓子は特別っ。秋らしく虫の音入りです。お月見をテーマに、うさぎの形(なんだかまだら兎)の薯蕷まんじゅう。中の粒餡の真ん中には甘くゆでてつぶした栗餡が入っています。粒餡も手作り。お気に入りの黒糖で練りました。雑味があるので砂糖よりかなり少ない量でもなんとなく満足。ほんとの甘党さんには物足りないかな。素材の味が生きまくってます。あともうひとつは、サツマイモ生地をころり丸めて焼いたスイートポテトのまんまるお月さま。わおーん。

読書  タイム屋文庫*朝倉かすみ(心地よい時間と場所。よいな)

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蝉鳴いてても秋ですよ。

P1000904近所の栗畑の栗も実り始めてだいぶ落ちて来てる。まだ緑のいがいが。3色程度の食紅で微妙な色を作るのはとても難しい。だからこそすごく愉しいんだけど、どうしても思うような色にならないなあ。でもね今しか作れない和菓子があるって事がうれしい。 鳥の巣で卵を温めるみたいにいがいがで大事な実を包む。なんだか色んなことにいとおしい気持ち。もうひとつはごまごまロール。生地にも擂りたての香ばしい胡麻をたっぷりと。

読書 うたうひと*小路幸也  蜜蜂の家*加藤幸子(養蜂いいな)

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ももたろこ

P1000838先日のカボチャの水羊羹が上手いこといったのにすっかり気をよくしまして、今日のお稽古用にもまた水羊羹。同じもの作るのはつまんないよなあと家にあった桃缶で作ってみました。白餡と桃をミキサーにかけて(他にも色んなバージョンで出来そうだ)、薄ピンクに色付け。練りきり生地の葉っぱを乗せました。葉っぱの型抜きは娘に手伝ってもらい、虫食いにしたのも彼女のアイディア。ほほ~ん。

  読書  横浜おでかけガイドブック*沼田元氣                           (ヨコハマって良さそうなとこじゃん♪)

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にじゅうまる

P1000832少しずつ暑さが和らいできましたね。だいぶ過ごしやすくなりました。夏の終わり?の和菓子は、これ。こし餡を包んだ黒糖風味のわらび餅。もうひとつはカボチャの水羊羹。と言っても、煮たカボチャと牛乳をミキサーにかけて寒天で固めたものなので、パンプキンプリンっぽい。卵が入ってない分あっさりつるりんと食べられます。おいしい。簡単。おすすめ。海で拾った貝で作った楊枝を添えて。

読書  本当のうそ*いろんな人  マーケット日和*つるやももこ          戦車映画*吉田戦車(いいっ♪吉田君)      

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合うといいけど。

P1000815臨時営業。お皿を作った時焼いて頂いたりいつもお世話になっているので、ごくたまに義父と陶芸のお仲間の方達へ差し入れを作ったりする。今回は「おやつの時、珈琲を飲むので和菓子じゃない方がいいな」とリクエストがあったんだけど、和洋折衷がちくちく堂のモットーなので“ずんだロール”。ごく薄く餡をのばしてくるくるくるくる巻いたら、妙に達筆な感じののの字ロールになりました。

  読書  散歩する侵略者*前川知大                        ずっと、そこにいるよ。*早見裕司

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じりじりじりり

P1000777なんだか随分お休みしてしまいました。お久しぶりの和菓子作り。昨夜から仕込みを何時間もしてたのに、今朝早くから作業してもなかなか出来上がらず手強かった。汗をかきかき首にタオルで、もうへとへとです。ずんだ餡の葛茶巾。透けて見えるみどり色がおいしそうでしょ。もうひとつはひまわり。のつもりなんだけどそう見えるかな。黄色の花びらは柚子餡で甘さ控えめさっぱり味。餡子の中にはドライいちじくが入ってます。味見して初めて知ったが、ぷちぷちが意外にも餡といい感じのハーモニーで、ほっ。ぽわわんと思いつくまま作る一発勝負なので毎回ヒヤヒヤさ。

 読書  紅水晶*蜂飼耳(この人の話にほんの少し慣れてきた)

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涼やかな風が届きますように。

P1000390毎日暑いね。すこーんと暑いんならいいのだけど、ムシムシのベタベタがいやだ。せめてお茶室では気分だけでも涼しくなって頂ける様な和菓子を、と思い作りました。中川一政ばりの(いえ。すみません)金魚絵の団扇形大福。軽く煮たアンズたっぷりと白餡を混ぜた甘酸っぱい杏餡入り。もうひとつは柚子風味の錦玉羹。清流をすすいと泳ぐお魚と小石代わりの小豆をとじこめました。つまり。貴船川か鴨川辺りの川床で、ぱたぱたゆるり過ごしてみたいよという私の願望が前面に押し出されたメニュウとなっとります。

 読書  パラレルな世紀への跳躍*太田光(なんでか照れた)

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氷水で点てる。

P1000297_35月のどら焼き作り楽しかったので、今日は胡麻どら焼きを作りました。ワイヤーの焼印も新作です。葉っぱと伸び伸び蔓の。夏はくるくる伸びてくるもの多いでしょ。その感じ(ぜんまいとかじゃないからっ)だよ。じゅっとする時すごい楽しい。写真じゃ全くわかんないけど、生地を二種類作りました。上が白胡麻、下が黒胡麻入りの生地で胡麻餡を挿んだオセロどらになってるんだ。誰も気が付きゃしないと思うけど、そんな自己満足な遊びを私は愛しています。もうひとつは夏の和菓子、ぷるぷる水まんじゅう。マンゴージャムで練った白餡の中に賽の目に切ったマンゴーが入ってます。ひんやりと甘酸っぱい。きりりとつめたいお抹茶と合うように。

   読書  宙ノ名前*林完次(そらはいいねえ)

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この頃星を見てないな。

P1000163ちょっと早いけれど、今日は七夕のお点前でのお稽古なのでそれに合わせた和菓子を作りました。道明寺を細かな星に見立てて錦玉。今年漬けた梅シロップ味なので甘酸っぱい。白餡の星を散りばめました。もうひとつは、夏っぽい味を目指してスポンジ生地にココナッツを入れて焼いたもの。年に一度しか会えないふたりのやるせない気持ちを表現すべく、ぐるぐるマーブルスポンジにしました。P1000160くるんと巻いて金平糖ぽこん。毎年七夕飾りを作っているんだけど、竹と笹だけはたくさんあるので淋しくない位作るのは意外と大変。お茶室までの風情を喜んで下さる方がいらっしゃるはず、となんとか頑張って作りました。肩こりがひどくなることばかりしてる気がする。

    読書 水曜日の魔女*ルース・チュウ

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にやり。

P1000051第三週目はお稽古に来られる方が少ないのが残念なのだけれど、いつもと同じように張り切ってたっぷり作りました。カステラに羊羹が挟まってるシベリアをイメージして作った胡麻のケーキ。実はシベリアを食べたこと無いからよく分かんないんだけど。胡麻餡ってコテーとしてて元気もりもりになれそうで美味しい。もうひとつは空豆。練りきりじゃなくて、白餡に黄な粉と蜂蜜を入れてよく練ったものを形にしました。我ながらいい感じに出来たぞ。子供がいたずら成功した時の気分。多分それに似てる。

  読書  生きるコント*大宮エリー    刺繍*川本晶子 

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お茶室で聴く雨音

P1000006今日はつめたい雨降り。紫陽花のイメージで作った大福です。紫陽花の和菓子を作るのは年に一度だけでこれで3回目。毎回違う紫陽花にしていて、今回は練りきり生地で作った花びらがちょいとかわいく出来たかな。小倉餡の中に近くの天満宮で分けて頂いた梅で作ったジャムが入っています。とても酸っぱくてさっぱり。もうひとつはたくさんもらった甘夏(もらいものばっかだ)食べても食べてもなくならないのでどっさり作ったピールと、刻んだチョコレートを一緒に焼いたオランジェット風のケーキ。またひとつずつ包みました。いきなり食べちゃわないで「ほどくのもったいないね」とか少しの時間眺めてもらえるのがなんとなくうれしくて。

読書  ショートカット*柴崎友香(強く思えばどこかに行けるかな)

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ちくちく堂のなやみ

Ts3e0178 今日のお菓子は、青梅を模した(梅の甘露煮入りの)練りきりとラムレーズンがアクセントのスイートパンプキン。バターが少ししか入手出来ず、あっさり味になりました。少し物足りない位だけど、南瓜自体のしみじみとした味わいとなったからそれもありか。 あのさ。「甘くなくておいしい」って褒め言葉があるよね。それに違和感を感じる今日この頃。もともと私が和菓子を作り始めたきっかけだって、お茶席で出て来るような上生菓子の甘さが苦手だったからのくせしておかしいんだけど。やっぱ甘くなくちゃ和菓子と言えんでしょうと思い直し、近頃はきちんと甘いものを作ることもある。すると「お店の和菓子みたい」と言われたりする。一見褒められたっぽいけど、この場合全くそうぢゃない。むずかしいね。お菓子作り。

  読書  それは私です*柴田元幸

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BluesBrothersを聴きながら。

P1050007すもものお酒おいしく飲み終わったので、アルコールを飛ばしながらすももを氷砂糖と煮ました。果実酒用のこの実は種が小さく中まで真っ赤赤、煮てもぐずぐずにならずしっかりしてる。大きめに刻んですももケーキを焼き、ぽわぽわかわいい手漉きの紙で包みました。プレゼントってあげる時ももらった時もなんだか照れくさい。リボンをほどく時のちょっとどぎまぎするあの感じを小さなお菓子にも取り入れてみました。もうひとつは去年も作ったお気に入りの和菓子“落とし文”。こちらは虫からの贈りものです。

  読書  冷蔵庫のうえの人生*アリス・カイパース          食堂かたつむり*小川糸(大切な心地よい場所について想う)

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みどりの風ぐるぐる

P1040879朝一番早いのは~♪とちくちく堂のテーマソングを唄いながら、まだ薄暗い4時にキッチンに登場。ここ数日急にとっても寒かったりして気分がすぐれなかったのだけど、今日は久しぶりのお天気でご機嫌なわたくし。連日の雨で葉っぱもピカピカもりもりです。なので今回もみどり色の和菓子。微妙な色合いでちょいと分かりにくいけど、淡く緑に染めた道明寺と白餡をくるくるくるくる巻きました。もうひとつは自分が食べたいなあと思って作ったどら焼き。生クリームと粒餡をふんわり混ぜたクリームがはさんであります。手に持ってぱくぱく食べるのがぴったりだから、お稽古のお菓子には向かないかもしれないけれど。朝は和菓子作り以外にも色々やることあって忙しく、8時半にお茶室に入った時点で本日のエネルギーの95%まで使い果たしてます。あとはへろれろと一日をやり過ごす予定。

Yes!読書祭り 思い出トランプ*向田邦子 動物のぞき*幸田文 いつかパラソルの下で*森絵都 こぐまのガドガド*フジモトマサル  鼓笛隊の襲来*三崎亜記 ありがとう、さようなら*瀬尾まいこ 

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お久しぶりの和菓子屋さん

P10407855月最初のお稽古には、みどり色のお菓子を作ろうと決めてたんだ。採れたてほうれん草を沢山頂いたので、すりつぶして葉っぱロールにしました。中には野趣溢るる風味の栗の蜂蜜で甘味をつけた黄な粉餡入り。山の緑のような力強い味わいのものを目指したつもりなのだけれども。もう一つはこれからの時季おいしい枇杷を模った練りきり。枇杷の色を出すのに神経を使いました。ほんの少しでも赤が多く入ると違う色になってしまうから。小倉餡の中の、杏酒でふっくらもどした干し杏が甘酸っぱいお楽しみです。

  読書  論理と感性は相反しない*山崎ナオコーラ               影踏み*横山秀夫

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ライバルはぴょんぴょん堂

P1040458_2今日はちょっとかわいい味に出来た。べりーべりーたると。ぶどうの蜂蜜で甘味をつけた白餡とミックスベリーのジャムをリボン状にざっくり混ぜてスポンジ生地でくるくる。甘酸っぱく餡子の気配があまり感じられなくて、かなり洋菓子寄りではあるけれど。もうひとつは素朴な感じの蕎麦まんじゅう。今頃の時季のイチョウの葉っぱが好き。とてもとても小さいのにきちんとその形なとこと、ぱくりと食べたくなるような明るいきみどり色なとこ。

  読書  さようなら窓*東直子(せつなくてあまいお話)             食べない人*青山光二(元気なじーちゃんだ)

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ほろりぽろり

P1040387_4そろそろ甘くなってる頃だろうと(せこ!)ご近所さんのお庭になってる無農薬の甘夏を分けてもらいに行ってきました(図々しい!)。甘夏ピールを作りたかったので、売ってるのはいやだなあと思っててさ。皮だって採りたては新鮮でぴんぴかつるりです。丁寧にあくを掬って出来たピールはオレンジ色がとても鮮やか。粗く刻んで果汁と卵の黄身がたっぷり入った白餡に混ぜ、茶巾に絞ってオーブンで焼きました。甘酸っぱくほろ苦い香り。果物好きの私としてはこういうお菓子作ってる時が一番愉しい。あともひとつは草大福。こちらもいっぱいの春のかほり。

読書   僕たちは歩かない*古川日出男(不思議な話だけど。んー)     お皿のボタン*たかどのほうこ

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はないかだ

P1040307先日桜を見に行った時思いついたお菓子。目黒川を流れる花びらを想いながら作りました。小布施堂のおいしい栗鹿の子が入ったよもぎ入り生地をお船に乗せた。ほんとは桜自体が筏なんだから乗っちゃちゃあまずいんだけどね。もうひとつはいちご大福。なかの白餡を砂糖ではなくイチゴジャムで甘味をつけたのがちくちく堂ぽいかな。

読書  紙魚家崩壊*北村薫(ほのぼの?ミステリ。いつも通りの)      山のぼりおり*石田千                               (いつもよりさらにやわらか。いちいち澄んでます)

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お花見に行こうよ。

P1040163 そろそろ桜が咲いてきたね。今回は桜尽くし。お花見団子です。三色のお団子を桜の葉でくるんと巻いて、桜の花を刻んで混ぜた白餡を乗せました。もうひとつも桜の花をたくさん散らしたロールケーキ。ぼんやりしてるうちに、庭のチューリップも咲き始めてた。春が大好きなんてちっともひねりがなくてつまんないって思うけど、芽吹いてくる様子はへそ曲がりの心も素直にするもんだね。

  読書  夢の絵本 全世界子供大会への招待状*茂田井武               (ぽけりんなシュールさに気絶しそうだわい)

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元気になれるかも。

P1040089今日は冷たい風の吹く雨の祝日だし、あんまりお稽古に来られる方いないかな。お雛様頃に作りそびれたので桜餅。もうひとつは黒糖きな粉ケーキ。黒糖ときな粉と蜂蜜、それから擂った黒胡麻もたっぷり入った生地を、天板に薄く伸ばした胡桃餡の上に流して焼きました。きな粉が効いたおもしろい味。珈琲と食べてもよく合ってた。地味な見た目なので、ひとつずつ包んで小さく結んでみました。

読書  月の小屋*三砂ちづる  ドードー鳥の小間使い*柏葉幸子

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さくら色ときゃべつ色

P1040042大きな声では言えませんが、今日のお菓子失敗しちゃった。予想ではふわふわしっとり桜ケーキになるはずだったんだけどね。なんかぽっそりした桃山風になってしまった。クローバーの蜂蜜(Mちゃん、ここでたくさん使ったのよ)で練った白餡に、桜の花びら刻んだケーキ生地を流して焼いたの。毎回、試作品を出してるようなもんだもんな。いつも出来上がってから反省。遅いっ。うぐいす餅の方はまあまあだったかしら。鶯色のきな粉を探すのに苦労しました。なんで透明の袋になんて入ってるんだろう。色がすぐ褪せちゃうのに。

  読書  郊外へ*堀江敏幸   匂いの記憶*日向蓬

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にっぽんじーん。っつってね。

P1030833すっかりぽかぽか気分な今日のお菓子は紅梅(柿じゃないよ)をイメージして作りました。そろそろ蕾開いてきてるもんね。白餡に梅酢漬けの桜を刻んだ大福。上に乗ってるのは飴がけした梅の形のお麩です。もうひとつは裏漉ししたさつまいも入りのバターたっぷりフィナンシェ。オーブンシートを10cm角に切ってボートを折り、そこに生地を流して焼いたもの。今はどこでもお店のみたいな立派な型が売ってるけど自分で作るのもおもしろい。他にも器になりそうな折り方色々あるし、楽しみが増えました。 

 読書  今は昔、猫と私の関係*三枝和子                    はちみつ大好き。*ラベイユ 監修(ここ行きたい!)

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そんなもん込められても困るか。

P10307452種類和菓子作るようになったら、いつも作らないといけない気分になってきた。ちょっと大変だけれど。今日は椿餅とチョコレートまんじゅう。椿餅の道明寺は肉桂を入れて個性的な香り。庭の椿の木からもらった(可哀想だったけど60枚!)葉っぱではさみました。自然の緑ってつやつやとしてとてもとてもきれい。もうひとつは中に実がざくざく入った胡桃餡をチョコレート生地で包んだもの。少しケーキにも似た味わいです。こういうお菓子はオーブンから出してすぐがまわりさくっと中ふんわりで一番と思うんだけど、それは私だけが知る美味しさなのだ。上に乗せた紅いクランベリーに職人の愛を込めました。

  読書  かみさま*大平一枝(もうなにも捨てられないね)

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ふゆのくだものコンビ

P1030578朝起きた時はうっすら雪が積もっていて寒々しかったのに、お日様が出てきて暖かな小春日和となりました。そんな今日にぴったりかな。干し柿そっくりに出来た『枯露柿』は、お醤油と黒砂糖味のちょっと田舎っぽい味わいのゆべし。もうひとつは少しばかり春めいた色合いのくるくるザボンロール。頂き物のザボンの皮が厚くて捨てるのもったいなかったのでお砂糖で煮ておいたんだ。それを刻んで粒餡の中に入れました。やや苦めの大人味。卵色のふあふあスポンジさん、頭の上によもぎ入り葉っぱクッキーを乗せてザボンのフリをしています。

  読書  世界でたったひとつのわが家*大平一枝

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風邪ひかないっ

P1030328少し前に新聞で市販の風邪薬より、スプーンいっぱいのはちみつをなめた方が効くと読んだような気がします。しかも蕎麦の花のはちみつが特に咳止めにいいとあったのは気のせいかどうか。 今日の和菓子は二種類。小麦粉の代わりに蕎麦粉を使ったスポンジ生地で、蕎麦蜂蜜で甘味をつけた白餡を巻きました。中に入れた炒った胡桃が香ばしいアクセントです。もうひとつは二色のお芋を茶巾にして焼いたスウィートポテト。上に芥子の実を乗せたらなんだか可愛くなりました。朝も早よから頑張ったよ。余は満足じゃ。

  読書  渋谷に里帰り*山本幸久    雨鶏*芦原すなお

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鳩サブロと初仕事

P1030285初釜の際は必ず花びら餅というお菓子を頂くのが定番なのですが、これを始めて食べた時は“なんで甘く煮た牛蒡なんぞ入ってんのよ”とか“味噌餡なんてありえん”等様々な叫びが心の中に渦巻いたものですが。。少し大人になりまして、色んな由来のある由緒正しき和菓子なのだと思えるようになりました。初釜に来られなかった方も多かったし、今日は少しそれを意識して二種類とも中は同じ味噌餡。それぞれのお餅にドライストロベリーを刻んだものとドライカシスを入れてあります。ちょっと酸っぱめ不思議味のちくちく堂風花びら餅となりました。

  読書  有頂天家族*森見登美彦(ぽてぽて歩きまわりたい)

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本物はどれだっ。

P1020910ごほ。とてもいびつだわね。柚子ってレモン色かと思ったけど違うんだねえ。ほんの少し赤が混ざってるんだ。柚子の皮を細かくすりおろしたものを生地に練り込んだの。表面のでこぼこの感じが出るかしらと思いまして。あまり効果は無かったけどいい香りと柚子味はたっぷりします。あともうひとつはちくちく堂のクリスマスケーキ。昨夜は林檎煮たりレモンピール作りしたりの準備で忙しかった。 “締め切り近いのにあなたそんな事してる場合?”って声が聞こえなくも無かったけれど。P1020905_3 それらとドライフルーツやらを山ほど刻んで焼いたフルーツケーキ。黒砂糖を入れたのでいい感じに雑味があり何故か(本も見ず分量も適当だったけど)ふんわりしっとり美味しく出来てしまいました。今日でちくちく堂は仕事納め。メリー冬至andメリークリスマス!でたらめな店主より

  読書  花ボーロ*岩岡ヒサエ                                (私もひとくちミカンに挑戦したことありますぞ)

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あまい宝石

P1020801今日もお菓子は2種類です。食べてる最中おしゃべり厳禁の真っ黒な胡麻餡がたっぷり入った胡麻大福と、もうひとつは杏酒が無くなったので(ストレートでコップ一杯飲めば数日でなくなるよ☆)漬けてた杏で作ったジャムと白餡を混ぜてスポンジ生地で巻いた杏ロール。杏煮てる時氷砂糖ってきれいと思い、砕いた小さな欠片を乗せてみました。こんな寒い雨の日にわざわざお稽古に来てくださる方へ私が出来る精一杯のお礼の気持ちです。

  読書  バン・マリーへの手紙*堀江敏幸(すてきなひとだ)

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つきのて

P1020700新蕎麦の季節はいつなんだろう。もう過ぎたかもね。でも(信じられないけど)12月だから年越し蕎麦ってのもありかなと蕎麦まんじゅうです。パンを捏ねるのは温かな太陽の手の人が向いてるっていうよね。でも擂ったつくね芋と粉を混ぜるには冷たい手の方がいいんだって。なんでもいいとこあるもんだね。

  読書  貧乏サヴァラン*森茉莉                             (この人ひどい。猛烈にシンパシーを感じます)

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晩秋の味って事で。

P1020598とあるところへ、手土産として先日好評だった亥の子餅を作って持って行く。昨夜突然ジャムを作りたくなり始めたんだけど、煮てる間今度は縫い物がしたくなりちくちくしてるうちにお鍋を焦がしてしまったのだ。大丈夫そうなところだけ取ってみたら、香ばしい感じで食べられないことも無いなとキャラメリーゼ(なんだそれ)したリンゴ煮だ!ってことにした。この間はクルミ餡、でも今日は材料が無くてただの練り餡だったのでそこにそのリンゴを入れてみました。失敗してもただでは起きません。食べさせられる方は困っちゃうか。

  読書  何でも買って野郎日誌*日垣隆

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臨時営業

P1020523ご夫婦でお稽古に来られている方の、ご結婚15周年祝いの小さなお茶事がありました。いつも仲良しのお二人に、練りきりで作ったハートを乗せたもちもち粟まんじゅうを作りました。ハムみたいな色になっちゃった。久しぶりに着物着て、難しいお点前をしたのでへろへろだよ。

         読書  日日是好日*森下典子

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誰より私がそうだから。

P1020510_3秋は作りたい和菓子が多くて、とても迷ってしまう季節なのです。今回はどうしても絞れなくて2種類作りました。クルミ餡入りの亥の子餅と、刻んだ栗入り漉し餡を包んだ落ち葉の練りきり。葉っぱの色はとても苦労しました。うまくぼかせなかった。難しいです。亥の子餅はとてもこしのあるお餅に練れたので食べ応え充分。仕上げに牙の焼印を入れました。何度もお稽古して同じお菓子を2個食べるのはつまらないものね。食いしん坊の気持ちはお見通しです。

  読書  100回泣くこと*中村航                     スコットくん*フジモトマサル(君は少しC・ブラウンに似てるね)

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季節のくだもの。

P1020391ラフランスほどしんとした気配の果物ってないんじゃないかな。置いた途端そこは静かな空気に包まれる。あとね、ネクタリンもそう感じる。両方ともとても好きな果物。今日はラフランスを模った練りきり。以前作った時は抹茶で色をつけたの。でもお抹茶のお菓子だから重なるのは良くないなと思って、色粉で淡いグリーンにしました。中の餡子の中に黒砂糖で煮たラフランスが入ってます。紅茶で染めた爪楊枝を茎に見立てたんだけど、食べようとしちゃう人が続出。もし今度作ることがあったら食べられる素材にしようと心に決めました。

 読書  今日はなぞなぞの日*フジモトマサル(天才マサルサマ)

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またいちねん。

P102035211月最初のお茶のお稽古。炉開きの季節、茶道で言うとこのお正月です。風炉から炉になると、なんとも風情が出てきます。お釜から昇る湯気もひと味違います。基本的にはいつも新作を目指してる(無駄に自分を追い込むタイプ)ので、同じお菓子はなるべく作らないちくちく堂ですけど。粟ぜんざいを一年ぶりに作ってみたら、毎年一度だけ食べる和菓子があってもいいのかな。と思ったりもしました。無事一年が過ぎたんですなあ。などとしみじみする様になりまして、私も随分と歳を取りました。

  読書  ミーナの行進*小川洋子(寺田順三さんの絵がこんなに              たくさん!贅沢本認定。ここに行きたい)

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掘りたてだよ。

Dsc01230お芋掘りの季節だねえ。なのでお芋の和菓子です。紫芋パウダーを混ぜ込んだ練りきりの中には裏漉ししたさつまいも餡。いつもの様にその中に餡子でも入れようかどうしようかと迷ったけど、ほんの少しお砂糖を入れただけのストレートに芋食ってます。です。  断面は本当のお芋っぽいです。土の代わりにシナモン。葉っぱはお庭から。芽が出て来たさつま芋を植えておいたのです。ほったらかしだけど収穫出来るかしら。せいぜい鉛筆くらいの太さかね?

読書  うさぎおいしーフランス人*村上春樹(カピバラもおいしー)

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近所の植物はかなり把握しております。

P1010966普通の栗饅頭のレシピに、“はったい粉”を入れてみた。あと少しバターも。すごい適当。試作なしの一発勝負だ。一期一会レシピ。中は輸入食材屋さんで買っておいたバニラ風味のマロンクリームで練った白餡で、そのまた中に栗の渋皮煮。ちょっと凝ってます。オーブンで焼いてるうちにいい感じにヒビが入るんじゃなかろうかと思ったんだけど、入らずつるんとしてしまった。つまらないのではったい粉をたっぷりまぶしてみました。口に入れた時、まずとにかく香ばしい。ぼほっ。滋味溢るる雰囲気になった。ようなならないような。

  読書  鴨川ホルモー*万城目学(ほんとにあったことかもな?)       からだに悪い?*岸本葉子

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おまんじゅうの正しい食べ方

P1010842秋は和菓子にしたい素材が多くて迷ってしまいます。今回は無花果のコンポート入り薯蕷まんじゅう。山芋がたっぷり入ったこのおまんじゅうは、一番繊細で上等な和菓子とされているのだけれど。職人のがさつさが前面に押し出されてしまったのでしょうか。なんだかあらあらしい雰囲気になってしまいました。中に入れた無花果は母が毎年煮ているのを送ってもらったもの。仙台では生で食べるより煮て食べることの方が多いらしいです。こっちで売ってる様な大きな熟したものではなくて、小振りの煮ても崩れないような固めのものが売られてるんだって。おまんじゅうの中のぷちぷちがちょっと面白い感じになりました。さて食べ方です。練りきりなどは楊枝で一口ずつ小さく分けながら食べますが、おまんじゅうに限っては手で割って食べるのが正しいのです。おおらかなお三時。なんかいいでしょ。

      読書  海辺の博覧会*芦原すなお

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ちっこい月だな。

P1010664来週は中秋の名月ですね。一足お先にそんな和菓子。月とうさぎさん。中には丁寧に裏漉したさつま芋餡。その中にはハチミツと檸檬で煮たトロリ林檎が入ってます。 甘いと思ったら酸っぱいってな欲張りなマトリョーシカ法がちくちく堂らしさです。口コミ(?)でお菓子を食べに行きたいと言われることが多くなって来た今日この頃。和風カフェなるものを始めてみたくなって来ました。こんなとこじゃ無理かな。

  読書  満ち足りた人生*別役実  花のような人*大田垣晴子       ことばの食卓*武田百合子(cool!)                  クローズド・ノート*雫井脩介(泣いた。不覚)

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ちっこい月だな。

P1010664来週は中秋の名月ですね。一足お先にそんな和菓子。月とうさぎさん。中には丁寧に裏漉したさつま芋餡。その中にはハチミツと檸檬で煮たトロリ林檎が入ってます。 甘いと思ったら酸っぱいってな欲張りなマトリョーシカ法がちくちく堂らしさです。口コミ(?)でお菓子を食べに行きたいと言われることが多くなって来た今日この頃。和風カフェなるものを始めてみたくなって来ました。こんなとこじゃ無理かな。

  読書  満ち足りた人生*別役実  花のような人*大田垣晴子       ことばの食卓*武田百合子(cool!)                  クローズド・ノート*雫井脩介(泣いた。不覚)

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山苞っていいね。

P1010578今日はちょっと面白い和菓子が出来ました。アケビに見えるかなあ。一昨日自由が丘に行った時CUOCA で紫芋パウダーを見つけたので、今の季節にぴったりかなと作ってみました。粗く擂った胡麻入りの餡は林檎の果汁だけで練りました。味に変化があった方がいいと思ったんだけど、林檎と胡麻?この組み合わせもどうだろ。お茶室でお出しする際は、アケビの蔓で編んだ籠に盛ろうと思っています。ご近所さんの庭にアケビが生えてるのちゃっかり知ってるんだけど、なかなか“一枝下さい”が言えないもんだなあ。籠に飾ったら素敵と思ってはみるものの。

  読書  めぐらし屋*堀江敏幸(呼び方ひとつにも                              やさしい雰囲気は醸し出されちゃうんだね)

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自分が食べたいだけかもね

P1010509土曜のお稽古は甘いの得意じゃない人が多かったっけなと思って、みたらし団子を作ってみました。レシピ完全無視。上新粉に白玉粉を適当に混ぜて、力技で形にしてみました。お団子が甘いのは好きじゃないんだ。タレも味を見ながら作ったけど、お砂糖控えめ過ぎてもみたらしの味にはならないんだね(当然か)。少し炙って焦げたところが美味しいもんなんだね。ただ買って来たものを食べるより、なんだか全神経研ぎ澄まされる感じ。どっかいいとこないだろかと。

  読書  夜のピクニック*恩田陸(ま、まぶしぃ)                    ほんじょの鉛筆日和。*本上まなみ                          (やられた。ナイスへもへも)                   

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ちびいもちゃん

P1010442里芋の葉がぐんぐん育っていくのを、散歩しながらいつも見ていて。9月始めのお稽古には里芋の和菓子作ろうって前から決めていました。今回、形にすることが本当に好きなんだとつくづく思った。愉しいんだもの。すごく。もっちり練りきりの中には胡桃餡が入ってる。かすかな苦味と木の実らしいツブツブが秋を感じます。まわりのシナモンもなかなかの風味。なんだかおいしく出来てしまった。

読書 独白ニュースレター*松浦弥太郎 長尾智子(ん~いいなあ)    くちぶえ番長*重松清(この人の話って読むの辛過ぎるの                       多いけど、これは大丈夫)

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残暑お見舞い申し上げます

P1010099昨夜雨が降って、急に少し涼しくなりました。  いつもいる部屋にエアコンをつけていない我が家。今年は散々「頑張ってるね」と言われておりますが、今日はやせ我慢でなくだいぶ過ごしやすいです。でも今月までは夏の和菓子シリーズ。赤紫蘇のシロップで練った葛です。中には胡麻たっぷりのゴマ餡。紫蘇と胡麻。なんか違うね。ミスマッチだ。少し怖いかな。へんな組み合わせこそ、他と一線を画すちくちく堂のアイデンティティなのであります。開き直り。

  読書  ワセダ三畳青春記*高野秀行                               (情けないおバカ話に滅法弱いです)

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すすいすい

P1000947暑いなかお稽古に来られる方々の為に、せめて目だけでも涼しい雰囲気の和菓子。川で泳ぐお魚。一番下は水羊羹で、三色の寒天を重ねました。ちょっと力作。えへん。摘果した小さな青蜜柑を見つけたので、その酸っぱい果汁をたっぷり絞った錦玉。爽やかです。海より川の方が日本的で涼しげなもんだね。

  読書  最低で最高の本屋*松浦弥太郎                     些末なおもいで*埜田杳

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夏のとろぷる

P1000872今でこそわらび餅ってどこでも売ってるけど。初めて食べたのは20年位前(!)京都土産の『文の助茶屋』のものでした。鳥の刷り込みの様にそこのが一番だと今も思っています。今日のお稽古用には餡入りわらび餅。本当は餡子なんて無い方が好きだけど、お抹茶に負けない為には仕方ないのです。

  読書  孔雀狂想曲*北村鴻(珍しく推理小説みたいなの                 読んでみた。こういうのなら結構好きだな)

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影に汗あり。。

P1000727暑いです。ようやく夏らしい感じになって来ましたね。見た目だけでも涼しげな葛のお菓子。   冷凍庫で出来る白い氷じゃなくて、すごく寒い日に池などで自然に凍る透明な氷を目指したのですが。難しいです。てきぱき作業しないと練った葛はすぐに白くなってきてしまうので。大好きな気泡入りの手作りガラスの様に作りたいと思ったのだけれども。

  読書  さいでっか見聞録*富安陽子                       コンビニ・ララバイ*池永陽                         シー・ラブズ・ユー*小路幸也                           (東京バンドワゴン第2弾。古本屋さんとカフェ)

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涼を愉しも。

P1000544_2本日のお点前はちょっと夏っぽい感じ。水差しの蓋は庭にわさわさ伸びてるいちぢくの葉を使いました。お茶碗には水が少し張ってあり、水音を愉しむしつらえです。まだまだ梅雨はあけそうに無いけれど、和菓子の方も一足お先に夏の風情。これなんだか分かるかな?団扇のつもりなのですが。。私ようやく気が付いたのです。P10005381_1ワイヤーを熱して団扇の骨みたいな焼き模様を入れてるんだけど、その時軍手をすれば火傷しないって事に。あほだ。中はずんだ餡。お砂糖はいつもの様に少なめなので、枝豆の自然な甘味と香りがします。今回初めて、我ながらいい感じにコシのあるお餅を練ることに成功。苦節数年。少しずつ何かを掴みそうになってるかもしれないかもしれません。

 読書  夕暮れのマグノリア*安東みきえ                     ポケットのたからもの*レベッカ・コーディル文 エバリン・ネス絵             (bee books を創ったらこれは必ずおくよ)

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ふたたび宣伝~

P1000524『南の窓』さんのHPに掲載中の『little honey bee のちくちく日和』更新しました。        今回は和菓子の話。ここでもう嫌~ってくらい散々書き散らしてるけどねえ。満腹でしょうが、 良かったら見てやって下さいまし。

http://www.freemaru.com/minaminomado/honeybee.html

 読書  雨の動物園*舟崎克彦                           (この本とは、いつか古本屋さんで再会したい)

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七夕の和菓子はもちろん

P1000457『ほたる』。家にいるんだもの。ものすごぉくよ~く観察出来ました。それに蛍って光の明滅が夜空の星を思わせる様子から“星垂る”が語源だとする説もあるんだって。昔の人は蛍は星の生まれ変わりと想像していたとか。これ以上ぴったりのお菓子はないよね。私の蛍は葛の中でぴっかりしてるとこです。今夜は雲が多そうで、星が見れるか心配だけれども。ところで、今日はとっても忙しかったのです。早起きしてお菓子を作りお稽古してから、親戚のお店の手伝いをして今帰って来たところです。今から少し縫い物したいし、夜は本を読まなきゃなんない?し家の仕事をする隙間は1mmだってありません。だけどどういう訳か、パソコンの前に座る時間はあるのだなあ。

  読書  くちぶえカタログ*松浦弥太郎                    (本当に必要なちょっぴり達と暮らせたらいいだろうな)

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来年の宿題

P1000178主に木曜が営業日のちくちく堂ですが、今日は臨時営業日。今朝はなんと4時半起き。昨夜の雨が上がって、日の出も見れた。さて、去年あまり上手くいかなかった『若鮎』に今年も挑戦。背中が割れないように、内側にロールケーキの時みたいにきちんと切れ目を入れる。尚且つシロップでしっとりさせるという念の入れようだったのだが。やはりまた背中が割れちゃった。難しいね。出来る限り生地を薄く伸ばして焼いたつもりだったんだけど。見栄えが悪くなってしまいお稽古来る方には悪いが、まあ仕方ない。過ぎたことだ。    生地にも求肥にも水あめ代わりにメイプルシロップを入れてみた。 蜂蜜と同じくらい好きな甘味。ろまんだよね。なんだかね。

  読書  大人ドロップ*樋口直哉(あ~私これ食べてないわ)

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今日から梅雨入りかー

Dsc01135紫陽花のつもりなのだが。。もちゃもちゃしちゃって、難しいもんだねえ。中には甘さ控えめ小倉餡。梅シロップで作った雨の雫は、甘酸っぱいアクセントです。かたつむり君をちょこんと乗せてみたら、おやまあ“little honey bee”っぽい和菓子になったわ。     ところで最近大ショックなことがありまして。行きつけの富沢商店に退店のお知らせが貼ってあったのだ。どうしても必要なものは、とりあえず行く度に買い占めているのだけれど。どうしたものやら。ちくちく堂ピンチ。

  読書  ねにもつタイプ*岸本佐知子(驚愕!天才。大好き)          LOST*イアン・フィリップス(切実だよね)

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開眼いたしました。

Dsc00995先月とっても好評でした。こねこね練りきりの世界。白餡と求肥を混ぜて練り上げる生地は、粘りが強く重たくってぐるぐるしてると汗が出て来ちゃうくらい大変だけど。青梅の色を出すのが難しかったな。ただ明るいんじゃなくて、少し含みのある色にしたくて。中には去年の梅酒の梅を煮たジャムで甘味をつけた白餡が包まれてます。今日みたいなモヤンとした日向きのガツンと来る酸っぱさかも。

 読書  空中スキップ*ジュディ・バドニッツ/岸本佐知子 訳      (変な作家の時は岸本さんにお願いっ!て事に違いなかろう)

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のはらのおかしや

Dsc00653粘土こねこねして形にするみたいなこと、猛烈に大好きだ。って事に気付いた。本日の和菓子は白餡に求肥を混ぜ込んで作った本当の練りきり。これなんだか分かるかな?今くらいは虫が卵を産む季節。という訳で『落とし文』。昆虫の名前にしては随分ロマンチックだよね。どんぐり?の葉っぱに卵を産んでくるくるっと丸めて落とすあれ。卵が外に出ちゃおかしいか。もしかしたら虫食い穴かもしれない。和菓子なのに虫。日本人はなんでも愛でるのだなあ。

 読書  今日のビタミン*東直子(食いしん坊仲間発見!)         記憶の技法*吉野朔美(解説は東直子さん。不思議な偶然)

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いくじなし

Dsc00607_1お仕事の前にお稽古に来られるじぇんとるまん(今朝はお茶の道具全部忘れたお茶目さん)がいまして、その方と一緒に初風炉のお稽古。  朝いちで頂くお茶は気持ちがすっきりするな。  久しぶりのちくちく堂の和菓子は菖蒲を模った練りきり風茶巾。   今回も心の目で見てね。練りきりの生地は普通白餡に求肥を混ぜたもの。でも私は大和芋を蒸して漉したものを白餡に混ぜて、しつこ過ぎないちょびっとねっとりにしてみた。またまた甘さが足りないけど、中に富沢商店特製小倉アンが入ってるので大丈夫かな。天然色素を使ってるから安心かもだが、菖蒲のパキッとした紫を出すのは難しい。藤色くらいにしか出来なかった。どばどば入れられないんだよ。お店のお菓子にはどんだけ色の元が入っているんだろう。

  読書  そこでゆっくりと死んでいきたい気持をそそる場所                      *松浦寿輝(他のも読んでみよ)

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おデブ街道まっしぐら。

Dsc00279_1ほら。甘夏でママレード作るって言ってたでしょ。今日はそれをスポンジ生地にたっぷり混ぜ込んで一六タルト風に。 甘夏を絞った果汁とお砂糖だけで練った白餡を入れて、くるりと巻いてあります。かなり甘酸っぱい。和風とも洋風とも言えない、自分好みの味に出来てしまった。只今お茶のお稽古に来て頂ける方募集中!だそうです。今ならDsc00253 ちくちく堂のお菓子食べ放題権ついてます。。         こっちは先週末、桜を一切見ないお花見飲み会に誘われて作っていった2種類の大福。散々食べ飲みした後なのに、甘いの食べちゃうんだよね。しかもハーゲンダッツみたいな、こってこてのアイスクリームとかを特に美味しく思う。

  読書  ポテト・スープが大好きな猫*テリー・ファリッシュ           ぽっぺん*石田千(静かに積もる余韻。                   南タカコさんの絵いいなあ。こんな風に歳とるんだ)

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力強いぞ。春の匂い

Dsc00255お久し振りのちくちく堂です。もう5時は明るいんだね。お日様が顔を出す位置も以前よりずっと北よりなんだなあ。季節の移ろいを感じます。   見た目がちょっとごつくなったけれど、草餅です。よぉく木しゃもじで練りながら火を通している最中、突然半透明の濃い緑色になってヨモギの香りがうわあと上って来る瞬間があるのです。 たっぷりのヨモギ入り求肥でつぶ餡を包み、きな粉でまぶしました。このきな粉は丹波大豆を使っていて、焦がし目に炒ってあり少し苦め。洋菓子でもそうだけれども、ただぼんやり甘いだけじゃなく、苦い酸っぱいしょっぱいとかが感じられるものが好みです。       いつもより大きめに作りました(普段は小さめなので皆さん2つも3つも食べれちゃうんだ)。やわやわたっぷたぷのお餅を、口いっぱいほおばって貰おうと思って。

  読書  他人と深く関わらずに生きるには*池田清彦                  (もともと実践中なのもあったさ。もちろん)

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二歳です

Dsc00148_1ちくちく邸。今夜のお誕生日会のデザートに苺大福を作った。紅白で少しめでたい。珍しく本通り作ったのに柔らか過ぎてて大失敗だけどね。   二年ってあっという間だった様な、でもまだ二年?という気もするし。キチンと二年分の汚れという貫禄がついたけれど。今日は春の嵐みたいな強い風と雨。部屋の中がもやもやと温かな空気なので、久しぶりに朝から裸足で家の中を歩き回る。さらさらとした足の裏の感触。気持ちいい。

  読書  たちの悪い話*バリー・ユアグロー                     (不真面目な読者に愛される本。ナイス)

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春の野原

Dsc00102_1ミントと散歩中に土筆を見つけました。よーく洗ったから多分?大丈夫。さっと甘く煮て道明寺のお餅の上に乗せました。・・・・。なんだか随分いびつだし、色んな大きさだな。本当はこの和菓子、ぴかぴかのお日様の下で写真撮りたかったんだけど。今日は曇りで寒い一日になりそう。。

      読書  ティンブクトゥ*ポール・オースター

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はなもだんごも

Dsc00017_3基本的にはリクエストにお答えしないちくちく堂ですが、節分のお福さんまんじゅうが大変好評だったので今回も薯蕷まんじゅう。仕上げに淡くピンクとグリーンをハケでさっと塗った。 「前のあれ美味しかったね」と言われても、たいていは「一期一会ですから」と言っている。いつも適当だから同じものは二度と出来ないの意なのであるが。やはりつくづく和菓子は難しいな。材料が山芋と上用粉と砂糖だけ、誤魔化し様がありません。近頃ちょっと、いやかなり、調子に乗っておりました。反省。わたくし、修行の旅に出る所存であります。

      読書  箱の夫*吉田知子(へんてこ話)

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華やぎきれず。。

Dsc00926三月と言ったら桜餅。関西風のもちもちの方が美味しいよね。昨年は中に漉し餡だったけど、今回は少々凝って刻んだ桜の梅酢漬け入りの白餡。前のと比べてどうだ?腕前は向上しているのだろうか?(カテゴリーちくちく堂2006.3.2の記事参照)            とっても簡単なこの和菓子だが、色の加減は注意したい。ド派手なピンクだけは避けたいものだと思い過ぎて、妙に地味・・・職人の気質そのままに控えめな奥ゆかしい色味になってしまった。物足りん。   突然だけど。ええと、ここでひとつ言いたい事がある(聞いたことあるな)。このところ「お菓子なんでも作るみたいだからお土産に持って行けないなぁ」と言われる事が多々あるが、それはまったくの誤解である。所詮素人のお遊び、高が知れているのだ。要らぬ心配。遠慮は無用だ。どーんと来い。

  読書  わたしの旅に何をする。*宮田珠己(やるな。宮田君)        図鑑少年*大竹昭子(おっ)

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おはよう。もう開店してますよ。

Dsc00860昨夜(って日付的には今日だけど)餡子の仕込をしながら、出来上がりが楽しみだった。 いつもなんとなく完成図を想像してるんだけど不安と期待が入り混じり。。今日はオーソドックスな大福。 去年の桜漬けを乗せただけでなんとなく可愛く明るい感じかな。本当は見頃の白梅でも模った薯蕷饅頭にしようかと思ったんだけど、本日臨時営業なので家にあるもので作った為季節先取りに。。      まるで冷蔵庫の残り物で野菜炒めを作るような感覚で和菓子を作るようになってしまった。大丈夫かな。ちくちく堂。

        読書  あなたと、どこかへ。

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シウマイじゃなくってよ。

Dsc00814_1似てる。似てるよね。でも違うからっ。       本日の和菓子はバレンタインと近付く春をイメージした『白ふきのとう』。ふっくら甘酸っぱい杏が入ってる白餡を蜂蜜入りの求肥で包み、仕上げに削ったホワイトチョコレートをパラリと乗せました。2月14日には苦くてしょっぱい想い出しかないのでせめてBGMだけでもと、ちょっぴり甘めのLisa Loebの“CAKE AND PIE”を聴きながら。今朝の東の空は曇り気味で朝焼けが見れず残念でした。                  バレンタインで思い出すのは中学3年生の時のこと。目立たずおとなしい、明らかにお母さんからしかチョコをもらえなそうな(失礼極まりないんだけどね)数名の男子をチョイス。友達と朝早く学校に行き、その子達の机の中に無記名でチョコレートを入れておいた事がある。  みんな見つけると、はっとした顔してそそくさとバッグに入れていた。いい事したのか悪い事したのか未だに分かりません。。

        読書  ほどけるとける*大島真寿美

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おにもうち

Dsc00757本日の和菓子は節分に因んで『福は内』。まだ暗いうちから起きて、山芋を下ろして擂鉢で砂糖と一緒に擂り混ぜた。よぉく擂ったたねの白く滑らかな様子にハッとする。 上用粉と合わせた生地で、甘さ控えめのこし餡を包み10分ほど蒸して出来上がり。紅を付けてお福さんの顔にしてみた。お店でもないのに5時から作るなんて、って思わないでもないけれど。ごく小さく音楽をかけながら朝焼けを眺めつつコロコロお饅頭をつくるって、もしかしてとても贅沢なことかな。私だけが知ってる極上な時間なんだよな。

  読書 犬のしっぽを撫でながら*小川洋子(おもしろいなぁ)

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枯露柿で和菓子

Dsc00727先週は珍しく病(胃痛と発熱に苦しんだ)に臥せっておりまして、お休みしたので久しぶりな気がします。干し柿そっくりに作ったゆべし風。中に刻んだ干し柿が入っていて、周りには麦こがしがまぶしてあります。香ばしく昔懐かしい風味。山深くにある農家の軒下にぶら下がる柿。縁側でおばあちゃんが何か仕事をしながら雪の積もった畑を眺めている。みたいなイメージで作りました。黒糖の甘味と隠し味のお醤油のきいた田舎っぽい素朴な和菓子が出来ました。 今日も仕事でお稽古に出られないので、前回好評だった説明とイラスト入り『ちくちく堂便り』をお菓子に添えて。。

        読書  ランチ・ブッフェ*山田宗樹

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富沢商店あってのちくちく堂です。

Dsc00635_2松の内も過ぎた様な気もするけれど、最初のお稽古なので和菓子の銘は「新春の集い」としました。蜂蜜で炊いた黒豆を混ぜ込んだきな粉餡を、抹茶スポンジで包みました。特選きな粉使用しております。普通のよりずっと色が濃くて、少々苦い位に炒ってある。黒豆と一緒に乗せたのはちょろぎ(随分可愛い名前のこれはいったいなんだろ)代わりのクコの実です。実はこのお菓子昨日作ったんだけど、出来立ては餡と生地の馴染みが相当悪く「大失敗だ!」と捨てようかどうしようか考えていた。でも一晩たったらしっとりしていい感じ。餡だけ取って大福に変身させなくては(せこっ)と思っていたので、ほっとしました。今日は日雇い仕事(ガテンぽい?)があり、お稽古に出られないので皆さんの感想が聞けなくて不安です。

    読書   ザボンの花*庄野潤三

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ちくちく堂仕事納め

Dsc00555頂き物の柚子をお風呂で愉しむだけではもったいないので、細かく刻んで砂糖と絞った果汁で煮詰めてジャム(これをお湯で溶かせば柚子茶かな)を作っておきました。無農薬なので安心して食べられます。これをスポンジ生地にたっぷり混ぜ込んで焼きました。いつもなんだか慌てていて、準備していたのに溶かしバターを入れるのを忘れてしまいました。和風にはさっぱり感がちょうどいいかもと結果オーライ?漉し餡の中でぽっかり浮かぶお月様は南瓜餡です。今年最後のお稽古に相応しいでしょうか?冬至をイメージして作りました。

  読書  クジラと眠るキリンと暮らす*アクセル・ハッケ             ヒナギクのお茶の場合*多和田葉子

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森のおくりもの

Dsc00526_2和風のクリスマス!のイメージで作った今日のお菓子。パイの中にはつぶ餡とくるみ、マロングラッセが入ってます。きちんと包んだつもりだったんだけど、焼いてるうちに開いてきてしまい中が丸見えです。熟した石榴の様でなんだか野趣溢るる風情となってしまいました。今日の床飾りは綿が一枝。ふわふわの雪がのぞいていて、ホワイトクリスマスの取り合わせになりました。掛軸は『至福乃刻』。 のんびりとした(これ以上のんびりしてどうするって声が聞こえてきそう)良い時間を過ごしました。

    読書   肝、焼ける*朝倉かすみ

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おやこ餅

Dsc00502二週間ぶりの和菓子作り。散歩の途中にぎんなんを使ったお菓子を作ってみたいなと思いたつ。またもや危険な完全オリジナルレシピ。。    焙烙で炒ってトンカチでぱちんと取り出したぎんなんは透明感があり翡翠色で、茶碗蒸しの底に沈んでるものとはまるで別物。漉し餡の中に2粒ずつ入れ塩味を効かせた皮で包み、甘く煮た柚子の皮をイチョウの葉の形に抜いたものを乗せた。      ぎんなんと柚子がほろ苦く、大人味かもしれないな。

このお皿は、以前陶芸家の(名前忘れちゃった。○×八郎さんという仙人ぽい人だった)個展で添え釜のお手伝いをした際分けて頂いたもの。八郎さんが無農薬で育てた野菜や果物を燃やして灰にしたものを釉薬に使っているとの事で、面白いものがとても多かった。   これは梨や柿、栗など数種類の釉薬を掛けたもので、ちょっとふた葉の様に見えるところが気に入っている。

 読書 冷蔵庫との対話*アクセル・ハッケ                    ストレンジャー・フォー・クリスマス*キャロル・リン・ピアソン

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秋の玉手箱

Dsc00400先月の芋掘りで掘ったお芋をたっぷり使って、 スイートポテトを作りました。中には黒砂糖で煮た紅玉が入っています。ちょっとしたお楽しみを盛り込むのが、ちくちく堂の特徴かな。食べてて思いがけずに何か出てきたりするの、とにかく私は嬉しいからね。         お抹茶と合う様に本当は餡子を入れようかとも考えたけれど、お芋のバターと蜂蜜が入ったまるい味に林檎の甘酸っぱさも合うかもよと思いまして。

   読書  思い出のむこうへ*小澤征良

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しののめ~

Dsc00402キッチンから見える朝5時45分からの東の空があまりにあまりに綺麗なので、思わず覚えたての言葉を呟く。フォロンの絵以上に虹色の空の色。こんな空を見られる事も、空気がきりっとして来る季節が好きな理由のひとつだな。さて、今日の和菓子は「亥の子餅」。粟ぜんざいと並んで炉開きのこの季節に食べるお菓子らしいけれど、これも私は見た事も無いので調べてみた。あれこれ見てもこれといった特徴が無くて里芋や薩摩芋入れたり小豆を入れたり、驚くほどどれもレシピが違っている。お店で売られる様なものではなくて、それぞれの家庭で作るお菓子なのかな。もう開き直って、自分レシピで適当に作っちゃおう。茹で小豆と黒胡麻を混ぜ込んだ大福の様な柔らかな皮で、中に干し柿入りの餡を包む。そして野原で遊ぶウリ坊3兄弟風に形を整えてみたけど、はたしてこれでいいのでしょうか? 食べたこと無いからなんともなぁ。

    読書  センセイの鞄*川上弘美                    (何度も読んじゃうこの話。儂、憧れちゃってるのかね)

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11月は茶人のお正月です。

Dsc00346_1今日は炉開きですので、『粟ぜんざい』を作ることにしました。と言っても食べた事も見た事も無かったので、お店に食べに行きたっぷり餡子に辟易しながら研究して来ました。ネット等で調べてみると色んな作り方(もち米と一緒に炊くとか)があるのだけれど、お店の味を再現すべく繋ぎは殆ど無しで糯粟独特のもっちり感を生かしてみました。3回に分けて作ったので段々と加減が分かってきて、一番最後に作ったのが一番まともな出来となりました。これ、もちもちしてるのに粟がぷちぷちしてちょいと不思議な食べ物です。         お稽古では蓋付きの塗りのお椀に盛って、なますを添えてお出しします。毎年美味しいなますを作ってきて下さる方がいて、静かなお茶室で食べるには恥ずかしいほどすごくカリパリしていて酸っぱさも絶妙なのです。甘い和菓子ととてもよく合います。

   読書   ミュージカルスパイス*岡田淳                            (yumebeeさんに薦められまして)  

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栗のおまんじゅう 永沢君風

Dsc00308緑の中をお散歩中とか、なんとなく常に「次のお菓子は何にしようかな」と考えるのが習慣になってしまいました。今回は(秋ってお菓子になりそうな素材が多くて)色々候補があったんだけど、やはり栗を使えるのは今だけと思いまして今年最後の栗ちゃん。栗まんじゅうは、約一年前にちくちく堂が始動するきっかけとなった(初めて作った)和菓子です。去年と比べてどうでしょうか?毎週作り続けた成果は出てるのかしら。特別凝った材料を使う訳では無い単純故の難しさがあって、相変わらず「成功だっ」と思えるものがなかなか作れません。少しずつでも上達していけるといいなと思っているのですが。しかししかしこのお菓子、口の中の水分残らずもってかれます。牛乳が飲みたくなるなぁ。と、いうことは今回も失敗か?

     読書   祝福*玄侑宗久 坂本真典

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和風もんぶらん

Dsc00263随分と日の出の時刻が遅くなった様で、朝5時はまだ真っ暗です。家のキッチンは東向きなので、お日様が昇ってくる様子を見ながら作業出来るのです。段々と朝日が雲を照らして、なんともいえない綺麗な薄紅(言葉を知らないのがもどかしい)の空と雲。あっという間の事なので早起きは本当に得なのです。さて今日はお芋の茶巾です。裏漉ししたさつま芋にボンヌママンのマロンクリームを混ぜてみたので、お芋だけよりまろやかに美味しくなりました。お茶で使う本当の茶巾を使って絞りました。色々試したけど、やはり茶巾が一番しっかりきちんと形になる様な気がします。中に数種類の甘納豆が隠れていますが、何が入っているかは食べてからのお楽しみです。

   読書  わがタイプライターの物語*ポール・オースター             東京バンドワゴン*小路幸也                       ふりむく*松尾たいこ 絵/江國香織 文     

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出て来て。お月様

Dsc00235今年の十五夜は明日だそうです。去年はとても良いお月見が出来たのですが、今年は台風が来ているし無理そうで残念。ビールを片手にだんだん昇ってくる満月を愉しみたかったのですけどね。という訳で一日早いお月見団子です。それだけ食べてもつまらないので、小倉と栗と胡麻のタレを3種類作りました。なんと90個も丸めたので、とても時間がかかって大変でした。お砂糖沢山入れれば柔らかいお団子になるであろう事は分かってるんだけど、ちくちく堂としては甘みは極力抑えたいのです。でもそうすると出来たては良いんだけど、やはり時間経過とともに固くなってしまうんだよね。一口食べた方が「お団子の粉って売ってるよね」と。ええと、そうですね。。 うるち米の粉と餅米の粉を調合した苦労は無駄でしたか。

   読書  コーネルの箱*チャールズ・シミック                    (箱の芸術家って素敵です。実物を見てみたいな)

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さっくりぽこぽこ

Dsc00215早起きついでに、日の出を見ながらミントと散歩。いつのまにか金木犀が咲き出したようで、何処からかいい香りがして来て秋だなとすごく思う。  さて本日のお菓子は、黄身時雨。2度目だけれどやはりとても難しい。蒸すとふっくらと膨らんで可愛らしいんだけど、肝心のヒビが上手く入らない。ヒビが無かったら黄身時雨とは言えないよな。思い切ってオーブンに入れてこんがりと焼いてみた。失敗作にも臨機応変に対応する(アバウト職人)ちくちく堂なのである。   中にころころ入っている栗の渋皮煮は、母が毎年茨城の栗農家から取り寄せて作っているもの。もったいなくてなかなか瓶を開けることが出来ないのだが、今年も作ったって言ってたのでやっと日の目を見た去年の栗。いつも宝物の様に大切に味わう。

     読書  はなうた日和*山本幸久

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五穀豊穣まんじゅう。

Dsc00192_1子供の頃から四季の中で冬が一番好きである。と言っても積極的に寒さを好んでいる訳では無く、毛糸の手袋とかふかふかお布団とか温かなスープといったものを嬉しく思えるから好きなのだ。今日は涼しいを通り越して寒い位なので、おまんじゅうを蒸している時の蒸気が窓を曇らせて良い感じだった。ひと月前までは首にタオルを巻いてキッチンに立っていたというのにね。             おまんじゅうは2種類。ワイヤーで作った焼印スプラウト印の方は南瓜餡で、白胡麻が生地に練り込んである方がさつま芋餡。中には小倉餡が入っていて、一粒(?)で二度美味しいマトリョーシカ法なのだ。蒸したては、しっとりほくほくとしていてとても嬉しい。

   読書  いろんな気持ちが本当の気持ち*長嶋有

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くり栗kuri栗クリ

Dsc00159本日のちくちく堂の和菓子『里の秋』という名前を付けました。小倉あんの中に和三盆で淡甘く煮た100%栗のきんとんが入ってるところが、食いしん坊の職人らしいこだわりです。出来上がったものを笊の上に毬栗と一緒に飾ってみましたが、どうにもピンと来ません。縁側からサンダルつっかけ表に飛び出し、栗の木から一枝折って来て(外と庭の境界線が曖昧だな)添えてみたら、ピリッと引き締まり落ち着きました。自然の物の強さですな。お稽古に来てる方が一目見るなり「仮面ライダーの卵?!」とひと言。残念ながらそんないいもんじゃありませんが、とても好評でした。

     読書   という、はなし*吉田篤弘  フジモトマサル 

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夏のなごり という名の和菓子

Dsc00091_2久しぶりにちくちく堂開店。本日は有次で買った抜き型を使いたいが為に考えた和菓子なのだ。八月も終わりというのに、ちょっと夏っぽ過ぎるか?白花豆を一晩浸けておき、倍以上の大きさになったところで皮をむいてコトコト2時間弱煮てから柔らかくなったものを擂り潰し阿波和三盆を投入。白い砂糖は水分を吸いながら溶けていくのに対し、和三盆は溶けながらとろりと水分を出していく様な気がする。白餡を味見してみる。ただ甘いだけの砂糖と大きく異なりいい感じに雑味があるというか、複雑な旨みがある。         寒天をカキ氷のラムネ味で色付けしたものが固まりかけたところで、グリーンの色水をぽわんと流す。パンナイフで薄くスライスしたらなんとなく細波っぽい様な(自己満足)。白餡に魚の型で抜いた羊羹を乗せて川のつもりの寒天でくるりと包んで出来上がり。娘に「どうよ。どう?」と見せると「きれい~。で、白餡と寒天って合うの?」ほほう。 我が子ながら鋭い突っ込み。見た目重視であるぞ。あくまでもっ。

     読書   その人、独身?*酒井順子

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くだもの和菓子。真夏仕様

Dsc00084今日は急に暑くなりましたね。やっと夏らしくなった感じです。暑い時に“もさもさ甘いもの食ってられっかよ!”と考えるのは私だけでしょうか?  やはり甘酸っぱい果物を使ったのがいいよなぁと、自分の好みを押し付ける訳です。そして、昨日朝から少々酔っ払いながら(プラムを味見したのよ)プラム酒に漬けていたプラムをジャム状に煮てみました。あとキウイも。キウイは煮ると色が少しくすんじゃうんだね。後から檸檬を絞ったけど、時すでに遅し。単に酸っぱい地味色キウイ餡となってしまいました。それらを使って今日も二種類、果物大福を作りました。上に小さく目印をつけておめかしです。 お稽古に来られた方々に“こんなの食べたこと無い”やら“変わってる。変わってる”と口々に言われました。今まで『変わってる』は褒め言葉と認識していたけれど、どうやら違うのかもしれませんね。。  キウイのぷちぷちした食感、楽しいと思ったのですがね。思い込みは禁物です。

  読書  踏切趣味*石田千(この人の言葉はすごくすごくいい)

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野菜の和菓子出来たよ~

Dsc00031_1子供の頃、田舎に行くと必ずと言っていいほどずんだ餅が出てきたもんです。幼いながらも『何故に枝豆が甘いんじゃ!』と憤慨しておりました。 未だにその謎は解けませんが、旬なので今回は枝豆を使って作る事にしました。私も大人になりました。       確かおばあちゃんは擂鉢で枝豆を潰していたので、 豆の形が残ったつぶつぶした食感でした。が、私はタンパラ(仙台弁で短気の事。短腹?)ですのでミキサーでガーっとしたら、まるでなめらかクリーミーポタージュ?ずんだ餡とはちょいと違ってしまった様な。。ミキサーにかける為入れてしまった水分を飛ばしてから丸め、再び前回好評だった葛茶巾にしました。蒸したては透明で綺麗なのですが、冷めてくると白く濁ってきちゃうのが残念です。枝豆沢山茹でたつもりでも、莢から出して薄皮むいたりしてるとほんの少しになってしまいます。  ちくちく堂は一度に40個以上作るので、餡が無くなり大ピンチ。   急遽かぼちゃ餡も作りまして、今日は2種類出来ました。

   読書  テーブルの上のファーブル*クラフト・エヴィング商會

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神よ、我にフードプロセッサーを与えたまえ。

Dsc00062先週からお抹茶もやっと新茶である。くどさが無くやわらかい甘さでさっぱりと飲みやすい。そして色が断然鮮やかで美しい。            今日の和菓子も歪である。やはりお店のみたいに綺麗には出来ない。じゃあちくちく堂のお菓子のいいとこってなんかあるの?と考えてみる。・・・日持ちのしない材料を使える事だと思い当たる。先週に引き続き果物を使う。桃入り桃山。甘く煮た桃を裏漉しして白餡と混ぜる。白餡に黄身を入れて桃餡を包む。今回は今まで作った中で一番手間と時間がかかって苦戦した。桃や黄身餡を裏漉しした時のえもいわれぬ可愛らしさは認めよう。だがしかし首にタオルなのである。とどめはオーブンに入れて焼き上げるので、エアコンの無いこの部屋はまるでサウナ。おツウさんのごとく、その姿は誰にも見せられぬ秘密の工房なのだ。

 読書読書    砂浜*佐藤雅彦    幸福ロケット*山本幸久            平面いぬ。*乙一  ラインマーカーズ*穂村弘               卵と小麦粉それからマドレーヌ*石井睦美

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たなばたさん

Dsc00006雨上がりのもあもあな朝の散歩。湿った草やアスファルトの匂い、甘い花の香りと何故か塩素の匂いが混じってる。おぉ来たね、夏。        何か夏らしい和菓子を作りたいなと考えていたら、先日長野出身のご近所さんからもぎたてのアンズを頂いた。早速甘く煮て、白餡と混ぜてみる。甘酸っぱくて美味しい。のり状になるまで弱火でよ~く練った葛でアンズ餡を包み、茶巾にして蒸し器で蒸す。オレンジシャーベットみたいな可愛い色が透けて見える和菓子の完成。出来上がりは涼しげだけど、火のそばにつきっきりなので職人は汗だくだくだよ。 こんぺい糖の天の川をぱらり。          明日晴れるといいね。

   読書  雪屋のロッスさん*いしいしんじ                                (いろんな仕事があるんだね)  

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夏の風物詩

Dsc00229_1以前西宮に住んでいた時、夏になると軽トラで「わぁらぁびぃぃ餅、かきごぉぉぉぉりぃ」と売りに来たものである。美味しいよね。わらび餅。     お店でわらび粉を買おうと見ていたら“高級品”の文字があり、なんとなくびびってしまい慌てて隣のわらび餅の粉を購入。家に帰って原材料の欄を見たら、タピオカ澱粉90%甘藷澱粉10%と書いてあり、一粒たりともわらび粉が入っていない事に驚く。 こりゃ片栗粉か?と思いつつ、わらび餅って褐色っぽいよなとグラニュー糖の代わりにお気に入りのマスコバド糖(黒砂糖)を入れて誤魔化しながら練ってみる。それだけの方が好きだけど抹茶のお菓子だから中に餡子を入れてつるんと包む。味見してみてわらび餅ってこういう味だっけ?と疑問に感じたけど、みんな「柔らかくて美味しい」って言ってくれたらから良しとしちゃおう。

   夕べの読書  にょっ記*穂村弘                     (昨日の夕方デパートのソファで読んでいたら、“ぐふっ”とか      “おほっ”とかなって非常に困った。この本、屋外持出し厳禁     危険図書認定)

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目のまわる鮎たち

Dsc00178お茶室に生けられた紫陽花。本当は紫陽花は茶花にはしないらしいけれど、もこもこして可愛らしい感じです。噴水の如くしゅっと伸びた、矢絣の様な斑の入った矢筈ススキも綺麗です。     そろそろ鮎漁解禁という事だし、今日の和菓子は『若鮎』 です。簡単そうなものほど難しいかもしれません。皮を薄く焼くのが難しかったのですもの。生地に重曹が入っている為“やや!君はもしやホットケーキかい?”ってな位膨らんでしまい、おデブちゃんな鮎となりました。Dsc00175中に入れた求肥はたっぷたぷとした食感で美味しく出来ました。筋肉痛になりそうな位よ~く練りましたからなめらかです。皮にも求肥にもはちみつを入れて職人の個性を主張してみました。最後の仕上げはワイヤーをちょいと曲げたものを熱して皮にじゅっと押し付けるのですが、これ一番の楽しい作業です。毎度お馴染み歪な出来、ただお腹一杯になること間違い無し。

   夕べの読書  すべてきみに宛てた手紙*長田弘

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梅雨入り間近。

Dsc00147お茶室に掛ける掛軸は、お寺の方が書かれたものじゃなくてはいけないそうです。これは清水寺の管長さんの手による『無事是貴人』禅語です。“当たり前のことを当たり前にせよ”という意味と聞いたけど、調べてみたら色んな意味があるみたい。柔らかく“あれこれと無駄な騒ぎをする事無く、その時その時の一事を精一杯に行う事が大切である”というのがぴたりとくるんじゃないかなと思いますです。

六月といえば、やはり紫陽花のお菓子ですよねぇ。頂き物の羊羹がDsc00145あったので、白練、本練、ほうじ茶と三種類をさいのめに切ってのせました。かなり地味な紫陽花となったけど、心の目で見てくだされ。。寒天をくずしてちょいとのせたのは、雨の雫のつもりです。中にはねり胡麻とすり胡麻と餡子をよく練った胡麻餡(いや、自分でもびっくりするほど甘さ控えめになっちゃった)が入ってます。       「腕上げたねぇ。お店に並べられるよ」と皆々に絶賛されました。   やったぜっ。

   夕べからの読書  空ばかり見ていた*吉田篤弘

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一応、お稽古

Dsc00052八千代棚を使った『芝点(しばだて)』というお点前。お道具が板に乗ってるでしょ。普通野点の時するお点前だからだそうです。

去年の梅でお砂糖に漬けておいた物があったので、今日はそれを使って青梅みたいな和菓子が作れないかなと考えてみました。梅のシロップで餡を練って、生地で包みました。なので、なんと甘酸っぱい餡ですよ。餡の中には果肉も刻んで入っています。白い生地の下に薄く緑に色を付けた生地を入れてあるので、Dsc00051 うっすら透けて見えます。淡淡グリーン。インゲン豆を粉末乾燥にしたものがほしかったんだけど、全然無いの。豆から煮ようったってすべて完売。テレビの影響(ダイエットに効くとかって。でも結局よく熱通さないと、お腹壊したりして危険らしい。新聞で見たぞ。嘔吐下痢で体重減んじゃない?結果オーライ?)ってすごいね。仕方ないから小豆のを買って、家に少しあったので白餡作って2種類の味が出来ました。またまたかなりいびつだけど、可愛らしく出来たかな。なんだか食べたことの無い和菓子になりましたが、皆様には喜んで頂けたようです。朝も早よから(ええ、今日も仕込み作業は5時からです)無駄に元気な『JET』を聴きながら作ったかいがあったってもんです。

  近頃の読書  古本道場*角田光代・岡崎武志                      東京 古本とコーヒー巡り

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初夏の薫りお届けします。

Dsc00410連休など挟みましたので、随分と久しぶりの和菓子作り。今朝も5時起きで草餅風(ちょいと弱気)のもの30個ばかり作りました。 本当は蓬摘んで来たかったけど、フリーズドライのものが売っていたのでそれを使いました。粉末のよりはずっと香りがいいんじゃないかな。今日も適当オリジナルレシピです。いかにもお団子の食感より、少し柔らかにみよーんと伸びるのが好きなので餅米の粉を使用、そのまま白いのと蓬を混ぜたものと二色作って小さく丸めました。  三つにまとめて、茹で小豆と淡く甘く煮た蕗(近所の農家の人にもらった蕗。ほとんどは若布と採ってきた浅蜊とで煮て食べましたが、和菓子に使えるかもと少しだけ煮て冷凍してたもの)を上に乗せてみました。なんか、もっとお菓子作りの材料とか道具ほしくなってきたよ。どなたか一緒に合羽橋行きませんか?                 本日のこのお菓子、気に入ってもらえるかな。ドキドキしながら、さてお稽古行ってきます。

   夕べの読書  その夜、僕は奇跡を祈った*田口ランディ

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縁側にて、茶飲み友達待ってます。

Dsc00238今朝も朝5時過ぎから和菓子作り。出来立てほやほやをモットウにしてます、ちくちく堂製菓。  今日も30個以上出来ました。うぐいすの形になってないけど“うぐいす餅”のつもり。和菓子は季節をすごく大切にするので、どうかなあ。うぐいす、今も鳴き声聞こえるからぎりぎりセーフかしら。梅の頃より確実に鳴き方上達してるし。 今日も大成功とは言い難い出来なのです。だいたい分量通り作らないもの。上手く行くわけないよね。でもどうしても市販のものとは違う甘さにしたいんだよ。中途半端な頑固職人なのでした。

    夕べの読書  不思議な図書館*村上春樹                        百鼠*吉田篤弘

      

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ポクポク食感。

Dsc00204もともとは、餡子のお菓子って苦手でした。初めて美味しいかもと思えたのは、確かきみしぐれだった様な気がします。という訳で、本当は今の時期には合わないんだけど今日のお菓子は“黄身時雨”です。 時雨って、秋から冬の初めに降ったりやんだりする小雨の事で、蒸した時に出来るひび割れをその雨に見立ててついた名前だそうです。蒸しても上手くひびが入らなくて苦戦しました。餡を煉る時、水分を飛ばし切ったらひびが綺麗に入ったのかも。ここで中途半端な仕事っぷりのつけが来ましたね。いつも失敗談?        黄身をたっぷり入れた白餡の中に抹茶を煉りこんだ餡が入っていて、その真ん中に小さく切った羊羹が入っています。(マトリョーシカ法)割れ目から淡い緑が少し覗いて、レンギョウみたいな色合いかな。 しっとりほっこりという感じなので、このお菓子に名をつけるとしたら“花曇”といったところでしょうか。

今日の読書 もし僕らのことばがウィスキーであったなら*村上春樹

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桜咲いた?

DSC00069今朝はまだ暗いうちから作り始めたので、「もしやお店?」と勘違いしてしまうほど気分が盛り上がりましたわ。だいたいいつも20~30個作りますしね。桜の開花宣言を受けて、今回も桜の道明寺。お稽古に来られている方から頂いた本を参考に作りました。

缶詰やビニールにパックされていたりと、こし餡や小倉餡は沢山売っているけれど、白餡って見かけないなと思っていました。       しかし流石!富沢商店、ありましたよ。生餡を粉末状にしたもので、これの素敵なのはお砂糖が入ってないところ。なので好きな甘さに練ることが出来ます。私の好みとしては、お砂糖は書いてある分量の半分位。それでも充分に甘いのですよ。むしろ白インゲン豆の味が沢山して、お豆の味をより楽しめると思うのです。           泡立てた卵白に寒天を混ぜて、ふんわり淡雪羹を乗せました。    “とろーり”とさせたかったのですが、すぐに固まってきちゃうので“ぽてん”となってしまいました。そして毎度おなじみ桜の梅酢漬けをちょこんで出来上がりです。

   今日の読書  図書館の神様*瀬尾まいこ

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のの字桜ロール

DSC00029今日のちくちく堂のお菓子は、デンジャラス!完全オリジナルレシピで作ってしまいました。

ようは、大雑把ないい加減な分量で。

イメージは、愛媛銘菓“一六タルト”もしくは“シベリア”ですね。

それらのお菓子に挟まってる餡ってただの餡子じゃなくて、やや寒天で固められている様な感じがしたので真似してみたんだけど。・・・これが無謀な賭けでした。

今の季節に合う様に、生地にたっぷり桜の梅酢漬けを散らして焼きました。

大きな天板で焼いたので生地を半分にして細めの巻物を二本作ろうと、一枚目に餡乗せて巻いてるうちに二枚目に乗せていた餡が固まってきちゃって大失敗!

水羊羹状にしっかりと凝固してしまい上手く巻けなくて。

こりゃいかんと水羊羹状のものを慌てて外しました。で、二本目は茹で小豆を巻く事にしたので、くしくも二種類の味のお菓子が出来上がりました。

・・・ま、結果オーライか。

うむむ、こんな実験的なお菓子が毎回出てきちゃうお教室ってどうなんでしょ。

今日も皆の反応が怖いわ。

    夕べの読書  かなしみの場所*大島真寿美

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ももいろの和菓子

DSC00341明日はひな祭り。

という事で、ちくちく堂製菓張り切って“桜餅”作りました。

桜の梅酢漬けは毎年母が作って送ってくれるので、これを

お雛様の顔に見たてて葉っぱの着物を着ているような感じに

してみました。如何でしょうか?大きさ色々はご愛嬌。

道明寺も粒の細かさにいくつか種類があるのですが、最近流行り(?)の大粒にしました。少し牡丹餅っぽいかしら。

今まで作った中で(ってまだそれほどレパートリーはないけどさ)一番簡単でした。ピンクの濃ささえ気を付ければ、他はたいして難しい事はありません。

お茶碗にも桃の花とお雛様の絵が描かれて、気分が盛り上がります。。

今の時期にしか使えないお茶碗なんて贅沢だよね。

   今日の読書  ふしぎとうれしい*長野ヒデ子

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雨の日向きのおやつだな。

DSC00244ちくちく堂製菓今日のお菓子は、黄な粉のビスケット。

レシピでは上新粉とコーンスターチと書いてあったんだけど、

どんなに探しても(ええ、買った覚えもありませんし。もちろんあるわきゃないのは知ってます)見当たらないので片栗粉で

代用しました。我ながら大胆か。ただ、買い物行かずになんとか仕上げようという浅ましい考えからなんですが。

結果からいうと小麦粉とは大きく違った歯触りなんです。レシピ通りに作った場合が分からないのでなんとも比べようがありませんが、美味しいんです!

多分さくさくほろりとした食感にする為、粉砂糖で作るみたいだったけど。いつだって言う事聞かない私は黒砂糖を使用したせいか、がりかりした食感となりました。関西ではポピュラーであるらしい“こがし黄な粉”なるものを使用しましたので、口に入れた時黄な粉の香ばしさが前面に出てくる感じ。咀嚼するうちにバターのまるい味がしみじみとしてくるといった実に滋味溢るる風情の茶菓子となりました。

   夕べの読書  小さな家とスイスの朝食*堀井和子

             しあわせのねだん*角田光代

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ぐるぐるまんじゅう

DSC00240すっかりワイヤーで作る焼印が気に入ってしまい、

今回はぐるぐるうずまき印を作りました。

写真すごく素朴なおまんじゅうっぽい(中は胡麻餡のと南瓜餡のと2種類です)けど、山芋とお砂糖をよーく摺り混ぜて上新粉を練って作った薯蕷まんじゅうですよ。

本当は多分繊細な雰囲気のおまんじゅうでしょうけれど・・・。

洋菓子ってひたすらに卵白を泡立てるとか、バターとお砂糖をもったりするまで混ぜ合わせるとか忠実に守って作れば(入ってるものに助けられながら)だいたい

美味しい味のものが出来る様な気がします。でも和菓子って材料がシンプルな分なににも助けられる事無く、ストレートに出来上がってしまうみたいです。

今日お茶のお稽古に来られた方達には試作品をお出しするようで申し訳なかったのですけれど、皆さんに喜んで頂けました。食べる直前にトースターで少し焼いてから出したので焦げがかりかりして、新たな美味しさが生まれたからかな。

いびつな出来上がりを気にしていたら、何十年もお稽古をされている方が

「お茶碗でもなんでも歪んでいたほうがいいの。利休さんも喜ぶと思うわ。機械で作っているようなのは味気ないものよ。」とおっしゃって下さいました。

千利休を友達みたいに言うのにはびっくりしたし、そんなこと言って頂けるとは

かなり笑ったけど。

“いびつ”を良しとするとは、ナント素敵ナ世界。。

    夕べの読書  月と菓子パン*石田千

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大行進

DSC00067ちくちく堂製菓今年の初仕事は、干支にちなんで犬形(年末に吉祥寺にて型を購入)クッキー。干菓子のつもりです。あんまり膨らんじゃうと違う動物に見えてしまう危険があるので、バターや卵は控えめにしてあります。なので、素朴な味わい。

今後の目標としては洋菓子過ぎず、やはり茶道のお菓子ということをちょっぴり意識してみたいかなと思ったりしています。同じクッキーでもお砂糖は和三盆や黒糖を使うとか。抹茶や小豆や黒豆とか黄な粉、黒胡麻などを使って和風な感じもありつつの新しい風味を追求していきたいものです。

   今日の読書  村上ラヂオ*村上春樹

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お抹茶でクリスマス

DSC00031 今週は今年最後のお茶のお稽古。

ちくちく堂製菓、早くも仕事納めです。一足早いクリスマスの雰囲気のお菓子を作りました。フルーツとナッツをたっぷり使ったバターケーキとジンジャーマンクッキー。とっても大雑把なパティシエ(?)ですから、レシピ通りに作らず(本さえ最初から見ちゃいません)お砂糖少なめでメープルシロップ入れたり、ラム酒もブランデーも無かったのでウィスキーにフルーツを漬け込んだりしてしまいました。まさに一期一会の味。

アケビの蔓で編んだトレイにアイビーとサンキライを絡ませてみました。

自然の色はなんと綺麗なんでせう。

   夕べの読書  青いお皿の特別料理*川本三郎

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こんころりん

DSC00192 ちくちく堂製菓その2です。

初めて和菓子に挑戦。栗のおまんじゅうです。

あんこも作ったんだけど、もっと水分飛ばすべきだったんだろうね。破けて飛び出しちゃってるし、上に塗った卵黄は垂れてだらりとしてるし。なんだか失敗っぽいけど甘みはお店のより控えめにして、あんこの中には母が毎年茨城の栗農家から取り寄せて作っている渋皮煮が入ってます。すごく大きい栗なので4分の1にしたんだけど、それでもとってもゴージャスです。渋皮煮最高!

   昨日の読書  透きとおった糸をのばして*草野たき

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ちくちく堂製菓

DSC00149 なんだかお菓子ブログになりつつありますが、今回は久しぶりにシフォンケーキを焼いてみました。

今までは電気オーブンだったので膨らんでくると天井(?)につきそうでハラハラしましたが、ガスオーブンは庫内がすごく広いのでそんな心配は皆無!

写真は一晩冷まして今から型から出すぞというところ。上手くいった様な気もするけど出したら大きな穴が開いてることも多く、全く油断の出来ないシフォン君。

綺麗に出来てるかな。ちと怪しいか?

毎週木曜日はお義母さんの所へお茶のお稽古に行っています。(と言ってもお隣ですが)で、すっかりお菓子担当。作るのが楽しいのであって、毎回自分でばかり食べていたら大変なことになっちゃうもんね。食べてくれる人がいるというのは有難い事です。でも、お抹茶飲みに来て毎回(先週はスィートポテト)ケーキ出てきちゃうお教室ってどうなんでしょ。

   今日の読書  雪の林*やえがしなおこ  

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素朴な香り

DSC00042 紅玉が出回る季節に必ず食べたくなる、母直伝の林檎とさつまいものケーキ。マスコバド糖という黒砂糖を使って作ってみたら、いつもよりさらにカントリー度の増した味になりました。食いしん坊な私。自分で作ると沢山食べられるから幸せです・・・。

  今日の読書  リボンときつねとゴムまりと月*村山かず子

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